商品コード:1369-005[HM] W.クイケン(gamb) G.レオンハルト(cemb) / バッハ:GambソナタB.1027~9(全3曲)

[ 1369-005 ] Bach / Wieland Kuijken, Gustav Leonhardt


通常価格:¥ 7,700 (税込)

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商品コード: 1369-005

作品名:バッハ:3つのGambソナタB.1027~1029/第1番ト長調 B.1027, 第2番ニ長調 B.1028, 第3番ト短調 B.1029
演奏者:W.クイケン(gamb)G.レオンハルト(cemb)
プレス国:フランス, France
レーベル:Harmonia Mundi
レコード番号:HM 22225
M/S:ステレオ, stereo (Gravure Universelle)
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8
評価/ジャケット:S
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---黒/銀2本線中黒, グルーヴガード厚手, (P)なし, スタンパー/マトリクス:HMO 22225 LPL 4961 1Y 380 CIDIS/HMO 22225 LPL 4961 2Y 380 CIDIS, 1977年頃製造分(最古)
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---見開両面コートペラ, (P)(C)なし
トピックス:1974年5月15-17日ベルギー・東フランダース地域ヘント近郊のSchloß Wannegem-Lede城でのステレオ録音, 録音技師:Dr.Thomas Gallia, プロデューサー: Paul Dery, 1977年頃Harmonia Mundi s.a.によりコピーライト登録・同年仏Harmonia Mundi:HM 22225(当装丁)にて初リリース, ドイツではBASF:20 222253で初リリース, フランスでも仏BASF:20 222253(橙/黒・BASF-Harmonia Mundiレーベル)でリリースされたが前後は不明(同時期の可能性が高い), これはフランスHarmonia Mundi:HM 22225(当装丁)での初年度分オリジナル, レーベルがDeutsche Harmonia Mundiとなっているケースもあり法則性のあることではないと思われる, 使用楽器:ヴィオラ・ダ・ガンバ:18世紀南ドイツ製で制作者不明, チェンバロ:1745年製J.D.Dulcken・アントワープをモデルとした1962年製Martin Skowroneck・ブレーメン製, 演奏:★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:HMでは最初J.コッホがこの曲を入れたが、それは非常にレア。'70年頃W.クイケンが入れ直した。クイケンは勿論オーセンティック路線だが、ガンバでこれ程明るく楽しい演奏は他にないかも知れない。楽器の個性も素敵だが、何と言ってもこの弾む曲調が、今までのガンバ演奏にないものだろう。クイケン兄弟に見られる古楽器を使った、楽しむ音楽がここにも生きている。ヴィオラ・ダ・ガンバという楽器は音が小さくチェロ程抑揚が出せない楽器の為、ガンバによる演奏ではどうしても暗く沈んだ地味な演奏になってしまう。これまでのガンバによる録音には全てにその傾向が多かれ少なかれあった。ヴィーラント・クイケンはそのあたりを研究したのだろう。多少なりの録音技術の力も借りて、そのあたりの問題を完全に解決している。この録音こそ新時代のガンバの魅力を知らしめる録音となった。果たしてそれを良しとするか否とするかは聴く人次第。地味なくすんだ音でなければガンバではない--という意見があって当然だろう。しかし、この録音の後は古い時代に逆戻りする録音は出てこなかった。ASTREEという更に進化したレーベルが台頭し、ヴィオール属という楽器自体がメジャーな舞台に上がってゆくのである。そういう意味で当録音は画期的であったといえる。チェロで演奏することが当然となった背景にはヴィオラ・ダ・ガンバという楽器の特性が大きく関係していたことは言うまでもない。バッハが意図したヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタをある意味で正しく、また楽しく味わえる滅多にない録音であることは確かである。このHM盤も充分音が良い。クイケンは並外れた感性の持ち主だ。軽さのない豊かな音色。ヴィーラント・クイケン(1938-)はベルギー生まれでクイケン三兄弟の長男。弟:シギスヴァルト・クイケン(1944-)はバロック・ヴァイオリン、バロック・ヴィオラ奏者。弟:バルトルト・クイケン(1949-)はリコーダー奏者、フルート奏者。ヴィーラント・クイケンの長男:フィリップ・クイケンは日本在住の弦楽器製作家。次男:ピート・クイケンは鍵盤楽器奏者でブリュッセル王立音楽院(オランダ語圏側)教授。

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