商品コード:1369-026[IRAMAC] M.ベロフ(pf) / メシアン:幼子イエスに注ぐ20の眼差し(抜粋3曲), バルトーク:PfソナタSz.80, 戸外にてSz.81(抜粋2曲)
商品コード: 1369-026
商品詳細:ロワイアン・現代アート・フェスティヴァルはフランス南西部のシャラント=マリティーム県に位置する都市で国際的な海岸リゾート地であるロワイヤンで1945年から開催される。住民はロワイヤネ(Royannais)やロワイヤネーズ(Royannaises)と呼ばれている。音楽だけでなく現代美術が一堂に会されるフェスティヴァルである。ピアノのミシェル・ベロフ(1960-)はフランス・ヴォージュ県エピナル出身。ドビュッシー、メシアンなど近代フランス音楽の演奏で知られる。ナンシー音楽院で音楽教育をうけ、パリ音楽院に進み1966年に首席となる。翌1967年にパリで初めてリサイタルを開く。1967年の第1回オリヴィエ・メシアン国際コンクールに優勝する。1970年にパリで行ったメシアンの『幼な児イエズスに注ぐ20のまなざし』の全曲演奏は、イヴォンヌ・ロリオによる初演以後25年ぶりの全曲演奏として大きな注目を集めた。以後、演奏会とレコーディングを通して若くして世界的なキャリアを築く。1980年代半ば頃より右手を故障して第一線から退いていた時期があったが、1990年代には再び両手で演奏できる状態に回復している。「幼子イエスにそそぐ20のまなざし」はメシアンの1944年の作品で、「鳥のカタログ」(1958年)と並んでメシアンの最も重要なピアノ作品である。メシアンはこの曲の創作を通して独自の音楽語法を体系化し、それを組織的・全面的に動員することによってキリストの神性を象徴的に表現しようと試みた。全20曲から構成され、複数の主題が循環して使用されている。ミシェル・ベロフはこの録音とは別に1969年9/10月パリ・サル・ワグラムで全曲録音を行ったことでメシアンのスペシャリストとも見なされた。この録音は同じ年のロワイアン・現代アート・フェスティヴァルでの録音なので、「幼子イエスにそそぐ20のまなざし」からは全20曲中3曲のみの抜粋でB面にはバルトークが入る。
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