商品コード:1369-062b[UNICORN] W.フルトヴェングラー/ ベートーヴェン:交響曲9番「合唱」, ブラームス:ハイドン変奏曲

[ 1369-062b ] Beethoven, Brahms, Wilhelm Furtwängler / Berlin Philharmonic Orchestra


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商品コード: 1369-062b

作品名:ベートーヴェン:交響曲9番Op.125「合唱」--第1楽章 Allegro ma non troppo, un poco maestoso--第2楽章 Molto vivace-- --第3楽章 Adagio molto e cantabile-- | --第4楽章 Presto Recitativo, ブラームス:ハイドン変奏曲Op.56a
演奏者:W.フルトヴェングラー指揮ベルリンpo./ブルーノ・キッテルcho. T.ブリーム(s)E.ヘンゲン(a)P.アンデルス(t)R.ヴァッケ(bs)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:UNICORN
レコード番号:UNI 100-1
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, Wジャケット入り2枚組, 2 single records set
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国での第2版】---水色一角獣, グルーヴガード厚手, Ⓟ1942, 1969年頃製造分
ジャケット:【英国での第2版】---文字デザイン見開中入ロ両面コートW, ⓅⒸなし
トピックス:ベートーヴェン:1942年3月22-24日/ブラームス:1943年12月12-15日ドイツ・ベルリン・旧フィルハーモニーでのモノラル・ライブ録音, マグネトフォン方式録音(RRGドイツ帝国放送ベルリン放送局保管音源)によるソ連軍接収音源, ベルリン陥落時にロシア軍により接収された音源で1962年MELODIYA:Д 010851-4(後期プレ・メロディア)でLP初リリース, ドイツ系レーベルからは出ていない, アコードレーベルは一時20万円以上していた, 英国では1968年頃に英UNICORN:UNIC 100-1(濃緑/銀中溝レーベル・グルーヴガード厚手盤・黒系の厚紙ジャケット入り)で初リリース→1969年UNI 100-1(水色一角獣レーベル・グルーヴガード厚手盤・文字だけのWジャケット入りの当装丁)に変更(当アイテム)→1974年頃赤/銀一角獣土手レーベル・橙色ベースの写真Wジャッケット--と変遷する, 米Turnabout:TV 4346-47/仏協会:SWF 7003-4/日本コロムビア:DXM 105-6などあり, 同年4月19日にはアドルフ・ヒトラー総統誕生記念日前夜祭コンサートが行われフルトヴェングラー指揮ベルリンpo.が演奏している(CDにみ), この第9交響曲は1937年から亡くなる1954年までの17年間に存在する13種類の全曲演奏の中で最も重要で注目度が高い録音!, MELODIYA盤は高額となる(10万円以上), UNIC 100-1が西側で最も古いプレスだが当社未入荷, UNI 100-1でも十分に良い, MELODIYAとUNICORNの初期プレスでは第2楽章に2拍欠落がある(初期の証拠), これは1968年頃製造のUNICORNでの第2版となる

商品詳細:1942年、戦況の悪化のなかでナチス党の宣伝大臣ゲッベルスは戦意高揚の為、国民統合の象徴としてフルトヴェングラーにヒトラー総統誕生祝賀演奏会を指揮させようと画策した。フルトヴェングラーは拒否していたが圧力に屈し同年4月19日、ナチス党旗を前にして指揮することになる。この演奏はドイツ全土にラジオ放送された。フルトヴェングラーとしては不本意ながらも一種極限状態の中で行われた指揮であり、凄絶の極めた演奏となった。単なる戦時中の演奏を超えた、空前絶後のライブ演奏となった。これはその総統誕生祝賀演奏会の約1か月前の3月22日のライブ録音で4月19日、ヒトラー生誕記念日前夜祭のライヴと同じではないが、これはブルーノ・キッテル合唱団創立40周年記念ライヴ記念演奏となった録音でブルーノ・キッテル合唱団が出演。なお4月19日の録音にLPは存在せずCDのみの発売で、第4楽章がナチス党のニュース映画に使用された。3月22日も非常に緊張感の高い演奏である。最も知名度の高いバイロイトの第九が、お祝いのゆるやいだ中での演奏なのに対し、当盤は大変引き締まった演奏。是非聴き比べることをお薦めしたい。ロシア軍がベルリンから撤退する際に接収した中でも特に貴重な音源である。ベルリンpo.の第九こそ、このフルトヴェングラーの真骨頂。是非この機会にお聴きいただきたい。バイロイトの第9がまるで違った演奏に感じられるだろう。MELODIYAの黄アコードなどのプレ・メロディアと呼ばれる初期プレスが評判が良いが値段は相当高額になる。MELODIYAではDLレーベルは1970年代初期までのプレスで価格・音質のバランスは良い。MELODIYAがオリジナルだが1960年代後期プレスの当UNICORN盤が西側で最も古いプレスとなる。ファンに言わせるとバイロイトのフルトヴェングラーは真のフルトヴェングラーではないというのが共通認識らしい。確かにそうだろう。なおUNICORNでは当初UNIC 100-1という番号で発売された後UNI 100-1になるらしい。通常UNIC 番号は濃緑/銀中溝レーベルの一角獣ロゴが付かない初期レーベルで黒系の厚紙ジャケットに入る装丁である。弊社ではUNIC 番号は一度も入荷が無く、未確認である。しかし存在することは確かなので水色一角獣レーベルは第2版となる。その後1970年代に入り赤/銀一角獣土手レーベルとなり、ジャケットは文字ではなく橙色ベースの写真ジャッケットに変更される。こうなると価格はぐっと下がる。これは1968年にリリースされた水色一角獣レーベルで盤も厚く初出盤ではないが、十分に保存用として愉しめるプレスである。

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