商品コード:1369-064[WRC] J.デュ・プレ(vc)/ ベートーヴェン:Vcソナタ3番, 5番

[ 1369-064 ] Jacqueline Du Pré And Stephen Bishop Play Beethoven


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商品コード: 1369-064

作品名:ベートーヴェン:Vcソナタ集/Vcソナタ3番Op.69 | Vcソナタ5番Op.102-2
演奏者:J.デュ・プレ(vc)S.ビショップ(pf)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:World Record Club
レコード番号:SPZ 585
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのサードパーティプレスの最初】---薄緑外周ダイヤル, グルーヴガード厚手, Ⓟ1966, 1966年頃製造分
ジャケット:【英国でのサードパーティプレスの最初】---三方折返表コートペラ
トピックス:1965年12月19-23日ロンドン・Abbey Road Studioでのモノラル/ステレオ録音, 録音技師: Neville Boyling, プロデューサー: Ronald Kinloch Anderson, 1966年 E.M.I.Records Limired.・The Gramophone Co. Ltd・.Hayes・Middlesex・England によりコピーライト登録・同年His Master's Voice:HQM 1029/HQS 1029(黒/赤切手ニッパーレーベル・三方折返表コート・ジャケット入り)にて初リリース→ステレオのみ1969年アズキ切手ニッパーレーベル・折返表コート・ジャケット入り→1985年Classics for Pleasure:CFP 41 4494 1に変更される, World Record ClubではEMIから供給されたマスターを使って1966年または少し後にSPZ 585(当装丁)にて製造販売を行った(本来のクラブ盤会社としての仕事)ものが当LPである(ステレオのみの発売と思われる), 正規盤HQS 1029は25.000円以上する盤だが安価とした・但しHQS 1029のマスターを使ったEMIプレスで音質はほぼ同じと思われる

商品詳細:1965年ビショップとの初回録音(2曲のみ)。英プレスはモノラル/ステレオ同時発売、下4桁同一ナンバー。デュ・プレの演奏はコントラストがはっきりとついた、およそ尋常とは思えないようなオーラを放っている。弱音は囁くように、強音は地鳴りのごとく、曲を借りて魂の叫びを聴いているような妖気すら感じるベートーヴェンだ。今後こういった奏者が現れることはないだろう。聴くほどにこの不世出の天才の早すぎる死が悔やまれる。前人未到の領域に踏み込んだチェロ!1965年のデュ・プレが20歳の時の初期録音である。このLP以前には3枚のLPしか存在しない。ジャクリーヌ・デュ・プレ(1945- 1987)は英国オックスフォードシャー州・オックスフォード生まれの女性チェリスト。10歳になると、ギルドホール音楽学校に通い、ウィリアムス・プリースに師事。12歳のときにBBC主催のコンサートで演奏。15歳のときには、ギルドホール音楽学校の金メダルを獲得し、クィーンズ賞も受賞、さらにスイスではカザルスのマスタークラスにも参加して腕を磨く。翌1961年3月1日、16歳のとき、ロンドンのウィグモア・ホールでデビュー・コンサートを行い、高い評価を獲得。直後にBBCでヘンデルのソナタ、ファリャのスペイン民謡組曲を録音している。年末から翌1962年にかけてはBBCでバッハ無伴奏チェロ組曲第1番、第2番を演奏し、2月には母アイリスの伴奏でサン=サーンス:アレグロ・アパッショナート、グラナドス:ゴイェスカス間奏曲、メンデルスゾーン:無言歌二長調などを演奏して映像を収録。また3月21日には、ロンドンのロイヤル・フェスティバルホールでルドルフ・シュヴァルツ指揮BBC交響楽団の演奏会でエルガーのチェロ協奏曲を演奏し、大きな成功を収める以後、1973年に多発性硬化症という難病に冒され28歳の若さで活動を停止するまでの12年間、ジャクリーヌ・デュ・プレのチェリストとしてのキャリアは、短いながらもこれ以上無いほどの輝きを放つ事となった。1966年末に21歳でピアノ演奏家で指揮者でもあるダニエル・バレンボイムと結婚。夫となったバレンボイムとは数々の演奏を残した。バレンボイムはデュ・プレにセルジオ・ペレッソン製作の近代的チェロを贈っている。これはバレンボイムとの結婚以前に行われた数少ない録音である。使用楽器は前年に後援者のイスメナ・ホーランドから贈られたストラディヴァリウスの銘器ダヴィドフと思われる。ベートーヴェン:Vcソナタは1970年11月のエジンバラ音楽祭でバレンボイムと行った全曲録音があるが、この2曲の単独録音が初録音である。意外なほどに激しい情熱をぶつけた演奏で、これらの演奏でデュ・プレの名声は確かなものになっていったのだろう。その為、オリジナル盤は今でも高額である。

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