商品コード:1367-059[L'ESCARGOT] E.クリヴィーヌ(vn)/ フランク:Vnソナタ イ長調, ドビュッシー:Vnソナタ ト短調

[ 1367-059 ] Emmanuel Krivine - Christian Ivaldi ‎– Franck -Debussy


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商品コード: 1367-059

作品名:フランク:Vnソナタ イ長調--Allegretto Moderato--Allegro--Recitativo Fantasia-- | --Final, ドビュッシー:Vnソナタ ト短調
演奏者:E.クリヴィーヌ(vn)C.イヴァルディ(pf)
プレス国:フランス, FRANCE
レーベル:L'ESCARGOT
レコード番号:ESC 381
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---黒/銀中黒, グルーヴガード厚, (P)1978, 1978年頃の製造分仏RCAプレス
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---見開ツヤ, (P)(C)1979
トピックス:1978年頃パリでのステレオ録音, 録音技師:Georges Kisselhoff, プロデューサー:Gilles Bleiveis, 技術アシスタント:Mireille Landmann, 1978年Editions Sibécarにてコピーライト登録・同年L'ESCARGOT:ESC 381(当装丁)にて初リリース, 指揮者として活動するクリヴィヌの初期・ヴァイオリニストとしての珍しい録音, 他にバルトークがあるのみ, 高音質録音, 演奏:★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:'70年代の仏マイナーレーベル。フランス系のVnソナタ集。メジャー曲だがヴァイオリン奏者の個性がよく出る曲である。エマニュエル・クリヴィーヌ(1947-)はポーランド人の母とロシア人の父を持つフランス生まれ。16歳でパリ音楽院のプルミエ・プリを受賞した。その後、ブリュッセルのエリザベート王妃音楽礼拝堂で学んだ。1981年の交通事故をきっかけにヴァイオリンを弾くのをやめ、指揮者に転向。カール・ベームとの出会いがきっかけだったという。1976年から1983年までフランス放送フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者を務めた。1987年から2000年まではリヨン国立管弦楽団の音楽監督を務めた。また、11年間、フランス青年管弦楽団の音楽監督も務めた。2004年、クリヴィーヌはオーケストラ「ラ・シャンブル・フィルハーモニー」を設立した。2002年にルクセンブルク・フィルハーモニー管弦楽団(OPL) の首席客演指揮者に就任した後、2006年に同管弦楽団の音楽監督に就任し、当初は3年間の契約を結んだ。ヴァイオリンを弾いたLPは交通事故以前の数枚だけで、L'ESCARGOTには当LPと集とバルトーク:Vnソナタ2曲入りの2枚が出ているだけ。かなりの技巧派だが、ここでは抑えて透明度の高い澄んだ艶やかな音色を武器にしっとりと歌い上げる。フランクはゆったりしたテンポで繰り返すさざ波ような反復が心地よい。控えめな表情で曲が持つ神秘的要素をたっぷり味わえるなかなかの秀演。1960年代までにはなかったふんわりした印象である。ドビュッシーも同様で弾き急がず、味わい深くしかしパッションを込めた美しい演奏。これだけの内容はこの価格は今時信じ難い安さ!交通事故が悔やまれる程のヴァイオリンの才能の持ち主であった。

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