商品コード:1365-024n[MELODIYA] O.エルデリ(hp)/ Hp作品集/モーツァルト:五重奏曲K.617, ダマーズ, R.グリエール

[ 1365-024n ] Olga Erdelli, Damase, Glière, Mozart – De Muziekinstrumenten · Harp


通常価格:¥ 16,500 (税込)

¥ 16,500 (税込)      

商品コード: 1365-024n

作品名:Hp作品集/モーツァルト:グラスハーモニカ・Fl・Ob・Va・Vcのための五重奏曲K.617, ダマーズ:Hp協奏曲Op.20 | R.グリエール:Hp協奏曲Op.74
演奏者:O.エルデリ(hp)ソビエト放送so.メンバー(モーツァルト)/G.ロジェストヴェンスキー指揮ソビエト放送so.(ダマーズ)/B.ハイキン指揮ソビエト放送so.(グリエール)
プレス国:旧ソ連, Soviet Union
レーベル:MELODIYA
レコード番号:CM 03477
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧ソ連でのオリジナル世代】---紺/銀DL(ダブルレター), グルーヴガード厚重量, ГОСТ 5289-68, TУ-なし, 1972年のГОСТ 5289-68が最初(当盤), モスクワ・オールユニオン「 Vsesoyuznaja Studija Gramzapisi」シサユーズナヤ工場製作
ジャケット:【旧ソ連でのオリジナル世代】---両面紙ペラ(モスクワ・オールユニオン), 製作/印刷:Всесоюзная студия грамзаписи. Запись
トピックス:【初入荷の超希少タイトル】---1972年又はそれ以前の旧ソ連でのステレオ録音, 録音詳細不明, 1972年MELODIYA:CM 03477(当装丁)のDL(ダブルレター)にて初リリース, 当社初入荷の超希少タイトル, エルデリのLPは当社2種目の入荷で最初のS 04705も大変素晴らしい内容だったがこちらも同等の素晴らしい内容で全3曲どれも無駄のない演奏であり2曲の未知のハープ協奏曲が意外なほど秀曲である, レア度はマックス!, 仮に再版でも絶対買いの名盤と信じる, MELODIYAはまだまだ発掘が期待できる有望なレーベル!, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:女性ハープ奏者ホルガ・エルデリ、1927年ロシア生まれ、モスクワ音楽院で学び1946年からソリストとしてデビュー。この人のハープは今までとまったく異なるタイプ。一聴非常に大人しい、囁く様な演奏、まるで力のない人かと思わせる程。弱い音を多く用いる、その為一音のフォルテが絶大な効果を生む、この人、独自の演奏法があるようだ。まるで時間が止まってしまうかのような時間感覚。非常に強い個性。過去にフランスのLe Chant du Mondeにあるリサイタル盤が入荷しただけだったが、今回初めてモーツァルトの入ったMELODIYA盤が入荷した。MELODIYA盤は以前ソロによるスカルラッティ、シューマンなどが入った作品集が1点入荷しただけであった。その盤で初めてエルデリを知った次第である。当盤の内容はA面がモーツァルトのグラスハーモニカ・Fl・Ob・Va・Vcのための五重奏曲K.617のグラスハーモニカをハープに置き換えての演奏。他の4人はソビエト放送so.のメンバーが務める。2曲目にフランスのピアニストであり作曲家であるジャン・ミシェル・ダマーズのハープ協奏曲。B面はロシア帝国時代の作曲家であるであるレインゴリト・グリエール(1875- 1956)のハープ協奏曲Op.74である。B面のオケはB.ハイキン指揮ソビエト放送so.が務める。A面はG.ロジェストヴェンスキー指揮ソビエト放送so.である。ハープと言えばラスキーヌを頂点とするフレンチ・スクールを思い浮かべるがロシアにもかくも優美なハープ奏者がいることに驚く。曲はモーツァルトの室内楽と近代のハープ協奏曲2曲という構成。モーツァルトのK.617は他にもハープで演奏した録音はあったが、これはハープを全面に出した演奏でどこか懐かしさを感じるロマンチックで幻想的で見事な演奏である。K.617の1曲でこのLPの価値は十分にある。ダマーズのハープ協奏曲は近代曲としては穏やかでハープのソロの美しさをタップリと効果的に使ったなんとも美しく優雅な作品で、初めて聴いても感動できる内容である。B面グリエールのハープ協奏曲は1番長い曲だが、こちらも近代曲とは思えないデリカシーに溢れた映画音楽のような作品。ハープのソロに強く弾かせ、オケに負けないエネルギーを確保している。オケがなんともメロディアスでロシアにこんな米国大衆に受けるような作曲家が居たことは驚き。初めて聴いて全く楽しめ、何度も繰り返し聴きたくなるハープ協奏曲といえる。なかなか魅力のあるハープと室内楽/オーケストラのための1枚で、購入した方は満足されると自信をもってお薦めできる珍しいハープのための1枚。リラクゼーションというより未知なる名作を楽しむための1枚といえる。

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