商品コード:1365-033p[MELODIYA] V.ポストニコワ(pf) / メンデルスゾーン:無言歌集(全48曲)
商品コード: 1365-033p
商品詳細:ヴィクトリア・ポストニコワ、1944年モスクワ生まれ。モスクワ音楽院でフリエールの薫陶を受け1965年より多くの国際コンクールで入賞。1965年にショパン国際コンクールに出場して入賞する。その後は、リーズ国際ピアノ・コンクール(1966年)やリスボンのヴィアンナ・ダ・モッタ国際音楽コンクール、第4回チャイコフスキー国際コンクール(1970年)においても入賞した。プロコフィエフのPf協全曲録音を行った唯一の女性ピアニスト。メロディア他、DECCA、ERATO、CHANDOSにも録音を残す。1969年、指揮者ロジェストヴェンスキーの妻となり、定期的に演奏会や録音で夫婦共演を続けている。2004年にロシア国民芸術家の称号を授与された。これは1978年のメロディア録音。この人は強い打鍵と、時に激情的とも言える力を発揮する特徴を持つが、この曲では相当に抑制したスタイル。それが逆に内に秘めた情熱を醸し出す。バラ3枚に無言歌集全48曲を録音した。これもポストニコワの代表作といえる。この録音ではあまり強烈な打鍵は用いず、穏やかに夢見るような優しい表情で終始メンデルスゾーンが描いたロマンチックな世界へと誘う。この録音は国際的にはほとんど無名に近いものだが、改めてなかなか素晴らしい演奏である。表題音楽でもある無言歌集は姉のファニー・メンデルスゾーンが「無言歌」を考案したとされ、彼女も多数の「無言歌」や「キャラクター・ピース」を作曲している。しかし弟のフェリックスの名で出版された。6曲1セットが8巻で計48曲からなる「無言歌集」は20歳の1829年頃から着手され、没年の1847年手前まで35年近い長期に亘り、ライフワークのように作曲されてきた作品集である。高難易度の曲はないが、抒情的で演奏者が感情を乗せやすい曲である。ピアニストの思いが反映される曲である。ポストニコワの女性的な部分が存分に効果を上げている良い演奏といえる。バラで集めることは大変でこれまで揃ったことはない!3枚組箱が便利!
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