商品コード:1365-037pc[COLUMBIA] A.クリュイタンス/ ビゼー:交響曲1番, 序曲「祖国」

[ 1365-037pc ] Bizet, Andre Cluytens ‎- Symphonie n°1 Patrie, Ouverture


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商品コード: 1365-037pc

作品名:ビゼー:交響曲1番 ハ長調--第1楽章 Allegro Vivo--第2楽章 Adagio--第3楽章 Allegro Vivace-- | --第4楽章 Allegro Vivace, ビゼー:演奏会用序曲「祖国」Op.19
演奏者:A.クリュイタンス指揮フランス国立放送o.
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:FCX 273
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスの第2版】---紺/銀音符段付, グルーヴガード厚手, 1959年頃の製造分Pathéプレス, RIAAカーヴ盤
ジャケット:【フランスの第2版】---棒付厚手ボード(粗目紙厚手・ザラザラ表面), リブレットのコピー付
トピックス:1953年10月8-9日パリ・シャンゼリゼ劇場スタジオでのモノラル録音, 録音詳細不明, フランスでは1954年Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconi. Parisiによりコピーライト登録・同年仏COLUMBIA:FCX 273(紺/銀音符内溝レーベル・フラット盤・折返表半ツヤペラの旧デザインジャケット入り)にて初リリース→1956年頃同一番号・同一レーベル・棒付厚手ボードジャケットに変更→1959年頃同一番号・紺/銀音符段付レーベル・棒付厚手ボードジャケット入り(当アイテム)--と変遷する, これは紺/銀音符段付レーベルの第2版盤が1956年頃製造の第2版・棒付厚手ボードのジャケットに入るケースで初期盤, 不明点が多い古い録音, ステレオによる再録音はない, 英国では1954年英COLUMBIA:33CX 1173で初リリースされた

商品詳細:ビゼーの交響曲は、まだビゼーが音楽院時代の1855年の作品。1番とあるが、結局、2番は着手されたものの破棄され、1曲しか残っていない。フランス的センスを持った曲で、このクリュイタンスがLPでは初録音ではないかと思う。このフランス国立放送o.とクリュイタンスは、'50年代初頭から数々の初録音や名録音を生み出している。クリュイタンスは、このリズミカルな秀作を実に愛着を持って仕上げたのが分かる。第二楽章の静かな語りとカルメンを連想させる第四楽章まで、一気呵成に突き進む。モノラルのみ。プレスが多いので安価としたが内容を反映した価格ではない。勿論この曲の古典的な名演であり、あのラヴェル:管弦楽作品集の旧モノラルと同じフランス国立放送管弦楽団による演奏。モノラル期らしい、くすんだ色合いの情緒豊かで自由度の高さを感じるフランス的大らかさを感じる演奏。色彩感といえば、これ以降でここまで豊かな演奏はまずないだろう。半面クリアで精度の高い演奏になってゆくが色彩感はどんどん薄れ面白味はなくなってゆく。この録音を精密さに欠ける演奏と評価するタイプの方には薄味のデジタル録音がお似合いである。この、ある意味ローカル色さえ感じられるノスタルジックな演奏を好まれる方にだけ聴いていただければそれで良い。クリュイタンス自身、万人受けする演奏は目指していなかっただろう。この交響曲はビゼーにとっては若書きの作品であり、交響曲としては響きも薄くて構造的にも弱さを感じる曲である点は否めない。しかしその弱点を補って、鑑賞に堪えるLPとしていることがクリュイタンスの力であるといえるだろう。

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