商品コード:1364-002[DF] パスキエ・トリオ / モーツァルト:バッハの主題によるアダージョとフーガK.404a(全6曲)~抜粋4曲
商品コード: 1364-002
商品詳細:パリ・オペラ座管弦楽団に入団していたパスキエ兄弟の3人は1927年に三兄弟でパスキエ・トリオを結成した。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ各1人から成る「弦楽三重奏」という演奏形態は、室内楽の中でもあまり目立たないジャンルとされ、通常であれば、新たに結成される可能性の低いアンサンブル形態で、対抗する団体もなく長年にわたって活躍した弦楽三重奏団であった。1937年に初めてアメリカ・ツアーを実施して成功を収め、これに自信を得て、翌1938年後半から1939年の前半にかけて、ヨーロッパ・ツアー、アメリカ・ツアーに加えてアジア・ツアーも実施。結成11年目にして世界的な室内楽グループとしての名声を不動のものにした。メンバーは次男のヴァイオリニストのジャン(1903-1992)、長男のヴィオラ奏者のピエール・パスキエ(1902-1986)、3男のチェロ奏者のエティエンヌ(1905-1997)の3人である。1974年まで、約半世紀の長きにわたって演奏会、SP期~LP期に活躍した。1934年SP録音のベートーヴェンの弦楽三重奏曲ハ短調Op.9-3でデビュー。1956年録音のメシアンの「世の終わりのための四重奏曲」も特に有名である。ランパルや他の器楽奏者と組んで曲目の拡充を図り、録音は多くなっていく。その後ヴィオラのピエール・パスキエの2人の息子、レジスとブリュノを中心に新パスキエ・トリオも結成され、次世代へと繋がっていくことになる。パスキエ・トリオの代名詞でもある録音はモーツァルトのK.563だが、それ以前にモーツァルト、バッハによるアダージョとフーガK.404aという珍しい作品の録音があり、プレスが少なく存在すら知られていなかった。番号もDF 3という初期番号でSP復刻である。ステレオ期にもK.404aは他の団体による演奏はあるが、パスキエ・トリオの演奏は他が聴けなくなるほどに存在感の強いもの。
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