商品コード:1364-013[VSM] M.ティーポ(pf) / バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988

[ 1364-013 ] Bach - Maria Tipo – Variations Goldberg


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商品コード: 1364-013

作品名:バッハ:ゴルトベルク変奏曲B.988/Aria-- Variation No. 1~ Variation No. 14-- | -- Variation No. 15 (Canone Alla Quinta, In Moto Contrario)~ Variation No. 30 (Quodlibet)--Aria
演奏者:M.ティーポ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:La Voix De Son Maître
レコード番号:2704381
M/S:デジタル・ステレオ, digital・stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:C : 裏面に水濡れによる波打ちと軽度な剥がれあり, 表にも軽度な影響あり, 見開きだがシングル・ジャケットとして使用(前記理由の為)
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---後期大ニッパー, 3時にDMM origine Magn. Num., 1986年頃製造分
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---見開両面ツヤ赤枠(水濡の為シングル・ジャケットとして使用), EMI DIGITAL,
トピックス:1986年6月26/28日パリ・サルワグラム(Salle Wagram, Paris)でのデジタル録音, 録音技師:Daniel Michel, プロデューサー: Eric Macleod, 1986年Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconi. Parisにてコピーライト登録・同年La Voix De Son Maître:2704381(当装丁)にて初リリース, 英国でも1986年頃EL 2704381でリリースされた, イタリアが誇る名女性ピニスト・Maria Tipoが初めて録音したバッハ:ゴルトベルク変奏曲, デジタルだが聴き応え十分, この10年程入荷が途絶えていたレア・デジタル, バッハ・ファン必聴の美演!, A8/7以上なら1万円程度する, 今回ジャケットが水濡の為シングル・ジャケットとして使用することになった為安価とした!, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:M.ティーポの晩年を飾るバッハ「ゴルドベルク変奏曲」である。ティーポはF.ブゾーニに師事した母親に手解きを受けたナポリ出身の女性で、最近特に注目度の高い隠れた名手である。当「ゴルトベルク変奏曲」の録音は、1986年のディアパソン・ドール賞を受賞している。'86年録音のためデジタル期のレコードとしても大変稀少な1枚である。演奏自体も彼女の音楽的集大成と呼ぶべき天国的な表現であり、当盤を聴けばカイザーリンク伯爵の不眠症も解消されるほどの奇跡の名演である。マリア・ティーポはイタリア・ナポリ出身のピアニストでフェルッチョ・ブゾーニ門下であった母エルシリア・カヴァッロから手解きを受けた後、アルフレード・カゼッラとグイード・アゴスティに師事。17歳でジュネーヴ国際ピアノ・コンクールにて受賞し、それ以後は幅広い演奏活動と積極的な録音活動に取り組んだ。1950年に初めて渡米して300回以上の演奏会を行い、「ナポリの女ホロヴィッツ」の異名を取る。1955年に僅か4時間で録音したスカルラッティの12曲のソナタのLPレコードは、「ニューズウィーク」誌により「今年最も優れたレコード」と絶賛された。スカルラッティのソナタやJ.S.バッハ、クレメンティの作品を演奏会でも録音でも取り上げている。ティーポに対する評価は、一般的な聴衆よりも専門家であるピアニスト仲間の間で高く、マルタ・アルゲリッチは、イタリア放送協会によるインタビューでティーポに触れて、彼女は「大評判である」と述べた。--ファンの間ではVOXに2枚しかない録音が話題である。最初の1枚とはそのスカルラッティの12曲のソナタで、それがティーポ24歳の時のデビューLPとなった。音楽評論家ピエロ・ラッタリーノは10代のティーポの演奏を「敏捷さは信じがたいほどであり、正確さでは、燃え立つようなアルゲリッチを上回っていた」と述懐し「トスカニーニ以来のイタリア人演奏家の伝統を守る一人であり、カルロ・ゼッキやミケランジェリ、ポリーニ、アッカルド、ムーティ、アバドに並び立つ音楽家である。すなわち、自分の感情を使いこなしながら聴衆に対して自分の望み通りの効果を上げることのできる巨匠なのである」と評した。これがデジタル期のティーポの芸風なのである。1970年代伊DISCHI RICORDIではこれよりパンチの強い打鍵で激しい表現も見せたティーポだが、デジタル期にはVOX時代に戻ったような雰囲気で更に独自の気品が加味された。ここまで来ると、なん人も真似が出来ない独自の芸風の確立と言える。針が上げられず、繰り返し聴きたくなる演奏である。

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