商品コード:1364-023b[DECCA] W.バックハウス(pf) / ベートーヴェン:初回Pfソナタ全集vol.3/ 5番, 6番, 25番

[ 1364-023b ] Beethoven - Wilhelm Backhaus


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商品コード: 1364-023b

作品名:ベートーヴェン:初回Pfソナタ全集-3/Pfソナタ5番Op.10-1 | Pfソナタ6番Op.10-2, Pfソナタ25番Op.79
演奏者:W.バックハウス(pf)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2603
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:B : 背と下部の目立たないテープ貼りあり
キズ情報:A面4時/8時/12時に無音シミ, B面1時/4時/7時に無音シミ
レーベルタイプ:【英国でのLPオリジナル】---金ツヤ内溝, フラット重量, 1B/1B, 1951年頃の製造分
ジャケット:【英国でのLPオリジナル】---旧通デザイン・折返両面紙ペラ
トピックス:1951年3月スイス・ジュネーブ・Victoria Hall, GenevaでのSP/モノラル録音, 録音技師:Victor Olof/Arthur Haddy, プロデューサー:不明, 編集/カッティングマスター:Ron Mason, 1951年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年SPがDECCA: KX-28482-6(12"×5)にて初リリース, 同年10月にLPが英DECCA:LXT 2603(当装丁)にて初リリース, これは英国でのLP初年度リリース分オリジナル, 1950~4年初回モノラル全集録音の一つ, 英国での全容はVol.1→14:1-LXT 2532(12・21)/2-2535(30・2)/3-LXT 2603(5・6・25)/4-LXT 2715(23・28)/5-LXT 2747(3・17)/6-LXT 2777(28)/7-LXT 2780(13・19・14・20)/8-LXT 2809(4・7)/9-LXT 2902(26・27・1)/10-LXT 2903(8・9・15)/11-LXT 2920(2・11)/12-LXT 2931(10・22・24)/13-LXT 2939(31・32)/14-LXT 2950(16・18)/番外-5016(ディアベリ変)の14枚+1枚で全32曲が1950-55年に初リリースされた, モノラル・オーディオファイルプレス!, 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:バックハウスの旧録音をバラで揃えるのは大変なことだが、挑戦するだけの価値はある。2回目ステレオ録音とよく比較されるが、まったくコンセプトの異なる演奏であり、単に演奏者が同一人物であるということに過ぎない。SXLの音質は確かに魅力的だが、曲に迫った演奏と言えば、これを避けて通るわけにはいかない。達成するのが困難なものほど、趣味としては一つのロマンがある。このピアノには、そんなロマンを掻き立てるものがある。レアな番号。録音は1950年から始まり1954年頃まで続いた。当初DECCAのプロデューサーであるジョン・カルショウはグルダにDECCAで最初のベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集を発売すると口約束していたようだが、いつの間にかバックハウスでその全集録音は発売されることとなる。バックハウスは比較的短期間の1950~54年にソナタ全32曲を録音し、1955年にはさらにデイアベリ変奏曲まで発売された。更に1960年代に入ると2回目の全集録音まで始めてしまう。グルダはDECCAに全曲録音を行ったにも関わらず、発売は一部にとどまり、約束を反故にされたグルダは1950年代後期にはDECCAを去り、AMADEOで初めてベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集を発売した。バックハウスは最初のピアノ・ソナタ全集が終わると、ステレオによる協奏曲全集まで請け負った。バックハウスがこの録音を開始した1950年には既に66歳であり、芸風は既に枯淡の境地に達しており含蓄のある演奏である。カルショウがバックハウスでやることを決定したことも理解でき、結果的に大きな成功を収めた。英国出身のピアニストでここまでの力を持ったピアニストはいなかったはずである。辛口であり、その威風堂々とした語り口は当時誰も真似のできない孤高の至芸であった。バックハウスが2回目の録音に着手した時は既に70歳を超えていたことを鑑みると、やはり全盛期である初回モノラル全集を聴いてからSXL盤に手を出すべきであろう。何方も聴ける余裕が有れば尚更よいが、モノラル録音の言いようのない深みはニ度と再現不可能な芸術であることは確か。音質も極めて良い!

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