商品コード:1364-027b[DECCA] W.バックハウス(pf) / ベートーヴェン:新Pfソナタ全集vol.4/ 28番, 17番「テンペスト」

[ 1364-027b ] Wilhelm Backhaus, Beethoven – Sonatas 17 & 28


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商品コード: 1364-027b

作品名:ベートーヴェン:新Pfソナタ全集-4/Pfソナタ28番Op.101 | Pfソナタ17番Op.31-2「テンペスト」
演奏者:W.バックハウス(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 6063
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのモノラル・オリジナル】---橙/銀小段付, グルーヴガード厚手, 1D/1D, 1963年頃の製造分
ジャケット:【フランスでのモノラル・オリジナル】---折返表コートペラ, 10-63
トピックス:1963年3月スイス・ジュネーヴ・Victoria Hallでのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:James Lock, プロデューサー:不明, 編集/カッティングマスター:Guy Fletcher(モノラル)/Harry Fisher(ステレオ), 1963年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年英DECCAからモノラル:LXT 6063(当装丁)にて初リリース, 同年ステレオ:SXL 6063(ED1レーベル)にて初リリース, フランスでは1963年仏DECCA:LXT 6063(当装丁)にて初リリース, ステレオは同年SXL 6063:(橙大デッカレーベル)にて初リリース, 英国ステレオは40.000円はする高額盤, モノラルの音質も勿論非常に良い!1959-69年2回目のモノラル/ステレオ録音によるほぼ全曲録音(29番を除く)の一つでこれはVol.4に当たる, 英国での全容は以下の通り:SWL 8016(10")/SWL 8018(10")/SWL 8500(10")/SXL 2241/SXL 6063/SXL 6064/SXL 6097/SXL 6300/SXL 6358/SXL 6359/SXL 6416/SXL 6417で全てと思われる(最後の2枚分のみモノラル存在せず), 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★+

商品詳細:バックハウスの1958~69年(74~85歳)2回目モノラル/ステレオ録音の中の一つ。演奏だけ取るなら、モノラル時代の旧録音だが、さすがにSXL大デッカレーベルの音質は鮮やかで、まずこの音に心を奪われてしまう。元々の録音が良いのでモノラル分の音質も勿論良い。ヴィルヘルム・バックハウス( 1884- 1969)は、ドイツ・ライプツィヒ出身のピアニスト。後にスイスに帰化した。ルートヴィヒ・ファン・ベートーヴェン、カール・チェルニー、フランツ・リストの直系の弟子にあたる。ライプツィヒ音楽院を創業し、当地で活動した為、ライプツィヒ楽派の創始者と目されるが、現在の楽壇ではライプツィヒ楽派は認知されていない。1920年代からEMIにSP録音を行っている。1940年代後期にDECCAと契約し1950年からDECCAでLPを発売した。1950-54年のベートーヴェン初回ピアノ・ソナタ全集はよく知られた録音である。SP録音の代表格であるアルトゥル・シュナーベル( 1882- 1951)より2歳若いだけという事実は知られていない。SP録音しかないシュナーベルと比べ、バックハウスはLP録音、ステレオ録音と1969年まで録音活動があり、1969年では85歳の高齢であった。シュナーベルと同世代のピアニストによるステレオ録音が聴ける事だけでも奇跡的な事である。2回目のベートーヴェンのソナタ録音は1959-69年に行われ、29番以外の31曲のソナタとディアベッリ変奏曲を再録音した。最後の録音を行った1969年に亡くなった。新録音ではバックハウスに抱くゴツゴツしたイメージは欠片もなく、逆にエネルギーの源のような、泉の源流のような、凄い音楽が溢れ出してくる。現在ではステレオをオリジナルで揃えるのは極めて困難になったが、今からでも不可能ではない。始めるには遅くはない。たとえ再版でも貴重で音質は良い!初期発売分はED1が存在するが非常に高額となる。尚29番は2回目録音がなく、1回しか録音がないのは有名な話。英国では新全集は10"×2枚と12"×9枚の計11枚で発売された。1969年に発売された最後の2枚分のみモノラルは存在しない。それ以外の9枚分はモノラルも同時発売された。ステレオだけでなく、モノラルも十分に良く、しかもステレオの1/10程度の価格である。お買い得とはこのことである。聴いてびっくりのハイ・コスト・パフォーマンス・プレス!モノラル全集とは異なる、エネルギッシュではあるが平明な世界観もまたバックハウスの魅力である。何方も等しく貴重な録音であり、必ずや知るべき芸術であることは間違いない。ステレオ盤でなければ解からないとうことはあり得ない。

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