商品コード:1364-031pb[LONDON] W.バックハウス(pf) / シューベルト:楽興の時(全6曲), シューマン:森の情景(全9曲)

[ 1364-031pb ] Wilhelm Backhaus – Schubert : Moments Musicaux / Schumann : Waldscenen


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商品コード: 1364-031pb

作品名:シューベルト:楽興の時Op.94 D.780(全6曲) | シューマン:森の情景Op.82(全9曲)
演奏者:W.バックハウス(pf)
プレス国:米国, U.S.A.
レーベル:LONDON
レコード番号:LL 1725
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6 : 軽度の難あり
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面4時冒頭に微かに7+極小9回出るスレ→6, 5時に無音スレ, 7時に極小2回出る点,
レーベルタイプ:【米国でのオリジナル】---アズキ/銀外溝, 厚手, 1A/1A , 1957年頃製造分
ジャケット:【米国でのオリジナル】---表コート厚紙
トピックス:【超希少タイトル!】---1955年10月ロンドン・デッカ・スタジオでのモノラル録音, 録音詳細不明, プロデューサー:John Calshaw ではないかと思われる, 英国では1957年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LXT 5413(銀外溝レーベル・フラット盤・ホタテ貝ジャケット入り)にて初リリース, 米国では1957年LONDON:LL 1725(当装丁)にて初リリース, これは米国での初年度リリース分オリジナル!英国DECCA盤は高額!, 演奏:★★★★★+, 音質:★★★★★

商品詳細:DECCA時代のバックハウスのソロ録音としては相当希少なタイトルである。1955年のモノラル録音。多くの器楽奏者が1950年代後期にDECCAを去りDGGを中心に別のレーベルへ移籍したのに対し、バックハウスは亡くなる1969年までDECCAを離れることはなかった。その理由はプロデューサーであるジョン・カルショウにとりわけ大事にされたからと見て間違いないだろう。DECCAでベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を2回も録音したのは勿論バックハウス以外には居ない。1回でも全集録音したのは他にアシュケナージだけである。しかも最初のモノラル全集は当初グルダに用意されたものであった。途中から割り込んだバックハウスが完成に至った経緯はジョン・カルショウの意向だろう。当然グルダは早々にDECCAを去っている。バックハウスはパワーという点では抜きん出たピアニストであった。そのため協奏曲ではその存在感を増す。そのパワーを使ってのソロ録音では方向性がスケールへと向かうことになる。バックハウスのソロ録音は男性的であり優しさは後回しにされる。そびえる山の威容を表現できる数少ないピアニストである。カルショウが最後までバックハウスを離さなかった理由はそのあたりだろう。従ってこの2曲も優しい演奏ではない。心和む演奏を求めるなら同じドイツ系のケンプだろう。ケンプもベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を2回も録音したという共通項からよく比較対象とされるが、剛のバックハウス、柔のケンプと割り切っても大きな間違いはないだろう。バックハウスの「楽興の時」は抒情的であるが癒しの音楽というより、淡々とした中の、枯れた味わいを楽しむ性質の演奏である。シューマンにロマン的気分は求められない。シューマンの音楽が厳しい形で構築された中から滲み出るアロマを楽しむという変わった愉しみ方になるだろう。勿論米国でもリリースされた。

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