商品コード:1364-037p[DECCA] F.グルダ(pf) / ドビュッシー:ベルガマスク組曲 , ラヴェル:夜のガスパール

[ 1364-037p ] Debussy, Ravel, Friedrich Gulda – Suite Bergamasque, Gaspard De La Nuit


通常価格:¥ 4,400 (税込)

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商品コード: 1364-037p

作品名:ドビュッシー:ピアノ組曲「ベルガマスク組曲」--第1曲 「前奏曲」--第2曲 「メヌエット」--第3曲 「月の光」--第4曲 「パスピエ」 | ラヴェル:ピアノ組曲「夜のガスパール」--第1曲「オンディーヌ」--第2曲「絞首台」--第3曲「スカルボ」
演奏者:F.グルダ(pf)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2817
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面7時に小中7回出る横スレ, 6時に無音点, B面9時に無音点
レーベルタイプ:【英国での第2版】---金ツヤ外溝, フラット重量, 4A/1A, 1955年頃製造
ジャケット:【英国でのオリジナル】---折返両面紙ペラ(裏年号なし)
トピックス:【12"は初入荷の超希少タイトル!】---1953年2月ロンドンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1956年頃The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年英DECCA:LXT 2817((金ツヤ内溝レーベル・フラット盤・折返両面紙ペラ・裏年号53(記載なし)のジャケット入り)にて初リリース→1955年頃金ツヤ外溝レーベル・フラット重量・当ジャケット入り(当アイテム)に変更される, 12"は当社初入荷の超希少タイトル!1956年に「ベルガマスク組曲」のみ10":LW 5278(黒/銀内溝レーベル・フラット盤・折返コートペラ・ジャケット入り)にて単独として初リリース, 「夜のガスパール」の10"リリースはない, これは英国での初年度リリース分オリジナル!, 英国では1960年に7"・45回転盤がDECCA:CEP 685で発売された, 1956年ドビュッシー:前奏曲集第1巻/第2巻, 1957年9/10月にはドビュッシー:ピアノのために/ラヴェル:ソナチネ/高雅で感傷的なワルツを録音している, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:1950年代初期にフランス人以外でドビュッシー/ラヴェルをこんな風に演奏できるピアニストは多くなかった。COLUMBIAにギーゼキングが何方も全曲録音したが、グルダはギーゼキングとはまるで発想が異なる。どちらが正しいということはなく、ギーゼキングの方がフランス的だといえる。グルダはフランス的ではないが、明快なリズムと輪郭で聴きやすい演奏である。ニュアンスとかイマジネーションでは印象派の絵画のようなタッチのギーゼキングが勝る。しかしピアノ芸術という視点ではグルダのアプローチは現代的であり、1950年代後期以降の主流となっていく事を考えうると、ギーゼキングが特殊であったかもしれない。グルダは1953年にこの2曲と1956年にドビュッシー:前奏曲集第1巻/第2巻、1957年に他3曲を録音したに過ぎないので、グルダにとってはベートーヴェンの骨休め的な録音だったかもしれない。しかしオーストリア人であるグルダのスタイルは1953年時点でフレンチスクールではないピアニストのリーダー的といっとよいレベルの演奏ではないだろうか? 基本ベートーヴェンと同じく楽譜を読んで、組み立てるスタイルなので、フレンチスクールとは異なるアプローチにはなるが、しっかりドビュッシー/ラヴェルらしさは感じられる秀演である。見通しのよい奥まで透けて見えるようなクリアな演奏である。フランス人でさえ1950年代後期以降はこのスタイルが主流となることを考えると、グルダの優れた音楽的感性の確かさを見る思いである。ベルガマスク組曲だけ3年後の1956年に10"で単独発売された。

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