商品コード:1364-038p[DECCA] F.グルダ(pf) / ショパン:24の前奏曲

[ 1364-038p ] Friedrich Gulda, Chopin – Twenty-Four Preludes Opus 28


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商品コード: 1364-038p

作品名:ショパン:24の前奏曲Op.28/第1番~第14番-- | --第15番~第24番
演奏者:F.グルダ(pf)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2837
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:A面8時に微かに1分程度断続するスレあり→7, B面3時方向に端から4mmほどのビニール焼けあり・始めの23周分極小~微かに通過音出るが影響は小さく6とした
レーベルタイプ:【英国での第2版】---金ツヤ外溝, フラット重量, 1A/1A, 1955年頃製造
ジャケット:【英国での第2版】---ラウンド折返両面コートペラ・ホタテ貝, J.U.55.2
トピックス:1953年2月ロンドンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1953年頃The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年英DECCA:LXT 2837(金ツヤ内溝レーベル・フラット盤・折返両面紙ペラジャケット入り)にて初リリース→1955年頃金ツヤ外溝レーベル・フラット重量・ラウンド折返両面コートペラ・ホタテ貝・ジャケット入り(当アイテム)に変更される, グルダの2枚しかないDECCAにおけるショパンのソロ作品録音・もう1枚はバラード全集で10"発売, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:フリードリヒ・グルダ( 1930- 2000)はオーストリア・ウィーン生まれのピアニスト。バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンの演奏を特に得意とした。ジャズ演奏でも知られる。20世紀を代表する巨匠ピアニストの一人である。1960年代はイェルク・デムス、パウル・バドゥラ=スコダとともに「ウィーンの三羽烏」と呼ばれた。鬼才とも称されるがそれは後年のことである。LP録音はDECCAの1949年から始まり、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を最初に出す予定で録音に励んだが、結局バックハウスに担当が回り全曲録音したものの、全て発売されなかった。1959年にはDECCAを去っている。1960年にはDGGに移籍し、フルニエらと室内楽を録音したがソロ録音は無く、1962年にAMADEOに移籍し、ここで大きな自由を手に入れ、グルダ節と称されるスタイルを確立して、ジャズのLPも出すなど、充実期を迎えた。その頃から鬼才とも称されることになる。DECCA時代がグルダにとって不幸であったと問われれば、決してそうではない。まだ20歳そこそこの若手ピアニストに多くの録音の機会を与え、世に出した功績は大きいものがある。ピアノ音楽に熱心ではなかったDECCAだが、その中ではグルダは恵まれたピアニストであったと言えるだろう。その為か、自身の好みではないショパンのソロ録音を2枚と協奏曲1番をリリースしている。これはその1枚の24の前奏曲集である。1953年ロンドンでモノラル録音された。当時から革新的な若手のホープであったグルダは、この極めてオーソドックスな曲にも個性的な演奏で対応している。遅めのテンポをとり、じっくりと濃厚なロマンチシズムを聴かせる。技巧だけでなく、濃密な抒情的演奏もできる事を世界にアピールしたかのようなしっとり濡れた音を聴かせる。対応の幅広さが認識される録音となった。AMADEOならばこんなオールドファッションな演奏は絶対しなかったはずである。カルショウの意向に沿った仕上げをとったと思われる。鬼才グルダの隠れた顔を見るような、まっとうで万人受けするが、極めてクオリティの高い演奏である。23歳の若手がプロの貫禄を見せつけた録音!

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