商品コード:1364-042n[DECCA] J.カッチェン(pf) / ブラームス:Pfソナタ3番

[ 1364-042n ] Brahms, Julius Katchen – Sonata In F Minor, Op. 5


通常価格:¥ 7,700 (税込)

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商品コード: 1364-042n

作品名:ブラームス:Pfソナタ3番Op.5/--1.Allegro Maestoso--2.Andante Expressivo-- | --3.Scherzo: Allegro energico--4.Intermezzo: Andante Molte--5.Finale: Allegro Moderato Ma Rubato
演奏者:J.カッチェン(pf)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LK 4012
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7 : 奇跡的盤質!
評価/ジャケット:A : 10時に軽度の色落ちあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---赤/金ツヤ内溝, フラット重量, 1A/3A, 1950年頃製造分
ジャケット:【英国でのオリジナル】---灰系情通デザイン・厚紙ボード, 80747 1.50(最古)
トピックス:【入荷2度目の希少タイトル!】---1949年10月ロンドン・Deccaでスタジオでのモノラル録音, 録音技師:不明, プロデューサー:John Calshaw, 編集/カッティングマスター:Guy Fletcher, 英国では1950年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年DECCA:LK 4012(当装丁)にて初リリース, これは英国での初年度リリース分オリジナル, 当社入荷2度目の希少タイトル, カッチェンのデビュー録音となった, 裏年号80747 1.50の灰系共通デザイン・厚紙ボード・ジャケット入りが最古分! カッチェンは1962年に全集録音をモノラル/ステレオで再録音している, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:カッチェンのブラームス全集(全8巻)は、ブラームスのピアノ作品全集の中では金字塔的な録音。'64~'66年に完成された。全てにED1初出レーベルが存在する。これはカッチェンが23歳でDECCAに初録音した初回モノラル録音である。この録音が1950年にリリースされ、カッチェンのデビューLPとなった。ジュリアス・カッチェン(1926 - 1969)は米国生まれなのでクリフォード・カーゾン( 1907- 1982)と比較はできないが、二人ともDECCAで活躍したピアニストである。ユネスコ国際フェスティバルにアメリカ合衆国代表として出席、フランス国立放送管弦楽団とベートーヴェンのピアノ協奏曲「皇帝」を共演した。1947年の春にヨーロッパ各地を廻り、ローマ、ヴェネツィア、ナポリ、パリ、ロンドン、ザルツブルクで演奏活動を行った。その後はパリに永住することを決意する。1950年代前期にDECCAと契約を交わしたようだ。1969年春、肺癌の為わずか42歳で帰らぬ人となった。短い生涯の間にDECCAには多くの重要な録音を残したが最大の貢献はブラームスのピアノ独奏曲とピアノ協奏曲のすべてを録音したことだろう。DECCAで最初の全曲録音である。以降ブラームスのピアノ独奏曲全集はカッチェンで決まり--という不文律が出来上がったように思う。クオリティの高さと存在感の大きさは牙城の如くこれからも変わることはないだろう。グルダのように若い時期からその才能を認められたピアニストであった。42歳の若さで癌の為亡くなったことでDECCAへは多くの音楽家が弔辞を寄せたという。カッチェンが1954年に初来日した際、帝国ホテルで行われた対談でこう話している。以下は雑誌に収録された本人の弁である--「(母親だけでなく)祖母にも習いました。祖母はモスクワとワルシャワの音楽学校の先生でした。祖父も音楽理論の教授でした。ですからアメリカ育ちですが、私は実は伝統的なロシアの音楽教育を受けたわけです。私の家庭は、いわば私設のロシアのコンセルヴァトワールでした。」「私が習ったのは、レシェティツキーの流派のメトードですが、個々のそれぞれ異なる性格、音楽性、肉体的条件を尊重し、洞察し、その自然な成長を待つという方法です。」出典:『TBS Vintage Classics/Julias Katchen』のブックレットに記載されている『音楽の友』1955年3月号の「<対談>カッチェンとの五十五分間---。活動期間は20年ほどと短かったがDECCAに大きな遺産を残した。これがその第1号である。これはプロデューサーのジョン・カルショウ自身がプロデュースし、以後の録音もほとんどがカルショウが行った。カッチェンとカルショウとは家族ぐるみの付き合いがある友人同士だったそうである。理知的であるとともに引き込まれる魅了を持った演奏!

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