商品コード:1364-043b[DECCA] J.カッチェン(pf) / ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲

[ 1364-043b ] Julius Katchen(pf) Beethoven Thirty - Three Variations On A Waltz By Diabelli


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商品コード: 1364-043b

作品名:ベートーヴェン:ディアベッリ変奏曲Op.120/【A面】Theme And Variations 1 - 20-- 【B面】--Variations 21 - 33
演奏者:J.カッチェン(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2804
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---金ツヤ外溝, 1954年頃製造分, フランスに金ツヤ内溝レーベル存在せず
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返紙ペラ, 年号記載なし
トピックス:1953年モノラル初回録音, 録音詳細不明, 英国では1953年The Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年英DECCA:LXT 2804(金ツヤ内溝レーベル・フラット盤・当ジャケット入り)にて初リリース, フランスでは1954年頃同一番号・金ツヤ外溝レーベル・フラット盤・折返紙ペラジャケット入りにて初リリース, 英国盤の金ツヤ内溝レーベルで盤質7は難しいと思われる, 1960年カッチェンは当曲の2回目録音を行う:SXL 2262, 当盤は年代を考えるとあり得ない美品!希少

商品詳細:ジュリアス・カッチェン(1926 - 1969)は米国生まれなのでクリフォード・カーゾン( 1907- 1982)と比較はできないが、二人ともDECCAで活躍したピアニストである。ユネスコ国際フェスティバルにアメリカ合衆国代表として出席、フランス国立放送管弦楽団とベートーヴェンのピアノ協奏曲「皇帝」を共演した。1947年の春にヨーロッパ各地を廻り、ローマ、ヴェネツィア、ナポリ、パリ、ロンドン、ザルツブルクで演奏活動を行った。その後はパリに永住することを決意する。1940年代後期にDECCAと契約を交わしたようだ。1969年春、肺癌の為わずか42歳で帰らぬ人となった。短い生涯の間にDECCAには多くの重要な録音を残したが最大の貢献はブラームスのピアノ独奏曲とピアノ協奏曲の全てを録音したことだろう。DECCAで最初の全曲録音である。以降ブラームスのピアノ独奏曲全集はカッチェンで決まり--という不文律が出来上がったように思う。クオリティの高さと存在感の大きさは牙城の如くこれからも変わることはないだろう。グルダのように若い時期からその才能を認められたピアニストであった。42歳の若さで癌の為亡くなったことでDECCAへは多くの音楽家が弔辞を寄せたという。カッチェンが1954年に初来日した際、帝国ホテルで行われた対談でこう話している。以下は雑誌に収録された本人の弁である--「(母親だけでなく)祖母にも習いました。祖母はモスクワとワルシャワの音楽学校の先生でした。祖父も音楽理論の教授でした。ですからアメリカ育ちですが、私は実は伝統的なロシアの音楽教育をうけたわけです。私の家庭は、いわば私設のロシアのコンセルヴァトワールでした。」「私が習ったのは、レシェティツキーの流派のメトードですが、個々のそれぞれ異なる性格、音楽性、肉体的条件を尊重し、洞察し、その自然な成長と待つという方法です。」出典:『TBS Vintage Classics/Julias Katchen』のブックレットに記載されている『音楽の友』1955年3月号の「<対談>カッチェンとの五十五分間--。活動期間は20年ほどと短かったがDECCAに大きな遺産を残した。これは1953年のモノラル録音で非常に律着で整理された表現だが、どこか音楽的である。誇張した表現は全くないがスケールが大きく感じられ、起伏が大きいが透明感のある弱音の響きがとても美しい。よく練り上げらた構成で、ピアノ1台で小さな楽団のような効果を生み出している。

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