商品コード:1364-050p[DECCA] R.コーンマン(pf) / プロコフィエフ:Pfソナタ集-2/ 3番, 4番, 8番「戦争ソナタ」
商品コード: 1364-050p
商品詳細:モノラル期DECCA、Disques A Charlin他に録音があるピアニスト、ロベルト・コーンマン。R.コーンマンは、日本ではマイナーなピアニストだがLe Chant du Monde、Club Mondial Du Disqueなどフランス・マイナーレ―ベルにも録音を残している。プロコフィエフはDECCAにLP2枚分の5曲(2/5/3/4/8番)を残している。スクリャービンはシャルラン・ディスクの全曲録音ある。ピアノ好きでもロベルト・コーンマンを知る人は少ないだろう。'50年代~'60年代に録音を残した謎のピアニスト。晩年は指揮者として活動した。ロベルト・コーンマン(1924-2008)は米国ニューヨーク生まれ、1947年からカーネギー・ホールでリサイタルを開いていた逸材。1951年よりパリで活動を始め、以後2000年に現役引退するまで活動は続いた。録音よりコンサート活動が中心だったようである。温かい音色には何とも癒される。しかし、しっかりした造形も捨て難く、'50年代的ヴィルトーゾ。歌心溢れた素晴らしい演奏なのに誰にも知られていないのは寂しい限り。コーンマンのプロコフィエフは技巧を表に出さず、豊かな表現力と暖色系の音で歌うように弾かれた上質な演奏である。1960年以降は完全に絶滅したスタイルである。プロコフィエフの音楽をフレンチ・ピニズムのように弾いたピアニストは多くない。プロコフィエフも近年ではロシアピアニズムの影響で聴かれるようになったが、このような演奏はまず、比較的温厚で親し気な曲だけを是非聴いてみることをお薦めする。Charlinのような高音質録音で雰囲気重視のコーンマンの演奏ならピッタリだろう。ロシアンスクールとは全く異なるソフトタッチのフレンチ・ピアニズム! コーンマンのDECCAへのプロコフィエフは全2枚に5曲だけと思われる。
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