商品コード:1364-063[Pathé] P.デルヴォー/ マスネ:歌劇「タイス」(ハイライト)

[ 1364-063 ] Brumaire, Gayraud, Dens, Dervaux, Jules Massenet, Les Chœurs René Duclos – Thaïs (extraits)


通常価格:¥ 6,600 (税込)

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商品コード: 1364-063

作品名:マスネ:歌劇「タイス」(ハイライト)/Acte I Voilà Donc La Terrible Cité ! , Acte II Récit Et Air - Duo , Méditation | Acte III 1er Tableau "L'Oasis", 3e Tableau "La Mort De Thaïs"
演奏者:P.デルヴォー指揮パリ国立歌劇場o./ルネ・デュクロcho. J.ブリュメール(s)C.ゲイロー(ms)M.ダン(br) R.アンドレ(vn)B.ガレ(hp)--(瞑想曲)
プレス国:フランス, France
レーベル:Pathé
レコード番号:ASTX 336
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:S
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・オリジナル】---濃緑/銀段なしstéréo, グルーヴガード厚手, 21/21, 1964年頃製造分
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル】---棒付薄手ボード(細目紙薄手・ツルツル表面), 小金ステレオ・シール付き
トピックス:【荷の少ない希少タイトル!】---1963-4年頃パリでのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 1964年頃Les Industries Musicales Et Electriques Pathé Marconiによりコピーライト登録・同年Pathé:DTX 336/ASTX 336(当装丁)にて初リリース→1965年頃Pathé::CPTA 336→1966年 La Voix De Son Maître:CVC 336→1969年頃同:CVT 336--と変遷する, 段付レーベル存在せず, これはフランスでの初年度リリース分ステレ・オリジナル, 入荷の少ない希少タイトル!演奏・音質ともに最高ランク, 全曲録音は存在せず・元々がハイライト録音, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:ピエール・デルヴォー( 1917- 1992)はフランス・ ジュヴィシ=シュ=ロールズの生れ。日本でピエール・デルヴォーは殆どB級指揮者扱いだったことは悲しい限りである。パリ音楽院で学び、1945年より指揮者デビュー。生涯を通じてフランスのオーケストラに力を注いできた(晩年はカナダに招聘される)。中でも1956-72年パリ・オペラ座の常任として活躍したことは知られている。並行して1958-92年(没年)に名門コンセール・コロンヌo.の首席を務めた事実は大きい。本人にとってまさに共に育ち人生を歩んだ仕事。先代ミュンシュが託した希望だった。国際的な大オーケストラ、ウィーンpo.、ベルリンpo.などを念頭に置くとき、そこにはロマン派の大作が対象となるだろう。しかし、フランス文化の代表でもあるこれら管弦楽作品を対象とする時は、おのずと伝承されてきた芸術集団に任せるのが本当だろう。名前より内容である。国際的スター指揮者であるクリュイタンスではなく、特定の分野に特化した指揮者、オーケストラにこそ信頼を置ける。デルヴォー/コンセール・コロンヌo.というまさにフランス気質を守り、その色彩を強く残す音はこれをもって他にあるまい。演奏の質云々の前に、これが文化勲章級の正統な演奏であることに疑いの余地は無い。本物に出会った時だけ、誰もが感じる根源的喜びを体感できる稀有なLP! これはパリ・オペラ座時代のパリ国立歌劇場o.を振ったフランス歌劇「タイス」のハイライト録音(全曲版はない)。1963-4年頃のモノラル/ステレオ録音で音質は非常に良い。デルヴォーは比較的万能型の指揮者で歌劇の録音も多い。日本では「タイス」といえばヴァイオリンと管弦楽のための間奏曲『タイスの瞑想曲』ばかりが有名だが、当「タイスの瞑想曲」は、第2幕の場の間にヴァイオリン・ソロとして演奏されるオリジナルバージョン。ここでもヴァイオリン・ソロであのメロディーが奏でられる。『タイスの瞑想曲』は編曲というより、そのままであることが解かる。また第3幕後半では同じ瞑想曲のメロディーがソプラノとバリトンで歌われる。このシーンはもう一つの見せ場であり、これは歌劇「タイス」でしか聴くことができない(収録済み)。ハイライトなのでLP1枚で済んでしまう。オペラの中で聴くこの「瞑想曲」の立ち位置が理解できる。ここでのヴァイオリン・ソロはロジェ・アンドレ。パリ国立歌劇場o.のコンマスと思われる。ベルナール・ガレのハープも伴奏される。有名な歌劇「タイス」だが実際録音は少ない。是非、歌劇「タイス」を知っておくにはぴったりの1枚!意外なほど美しい歌劇である。

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