商品コード:1363-006t[DECCA] ヴェーグQt. / ブラームス:弦楽四重奏曲2番

[ 1363-006t ] Brahms, Végh-Quartett – Streichquartett Nr.2 A-Moll, Op. 51, 2


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商品コード: 1363-006t

作品名:ブラームス:弦楽四重奏曲2番Op.51-2/-- 1.Allegro Non Troppo--2.Andante Moderato-- | --3.Quasi Minuetto, Moderato--4.Finale. Allegro Non Assai
演奏者:ヴェーグQt.
プレス国:ドイツ, Germany
レーベル:DECCA
レコード番号:LW 50139
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:10インチ, 25cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【ドイツでのオリジナル】---黒/金ツヤ中ロゴ内溝, フラット重量, 1957年頃の製造分
ジャケット:【ドイツでのオリジナル】---青系写真デザイン表コートペラ
トピックス:1954年頃のモノラル録音, 録音場所不明, 録音詳細不明, 英国では1955年頃The Decca Record Company Limited. Londonにてコピーライト登録・同年DECCA:LXT 5027(金外溝ツヤレーベル・ラウンド折返コートジャケット入り)でブラームス:弦楽四重奏曲2/3番の2曲入り12"にて初リリース→1960年頃同一番号・黒/金ツヤ中ロゴ内溝レーベル・グルガード厚手盤・白背景のデザイン紙ジャケット入りに変更される, ドイツでは1曲入り10"が1957年頃独DECCA:LW 50139(当装丁)にて初リリース, ドイツでは2曲入り12"は未発売と思われる, 英国/フランスでは1曲入り10"は未発売と思われる, これはドイツのみの番号で初年度リリース分オリジナル

商品詳細:ハンガリー生まれのヴァイオリン奏者であるシャーンドル・ヴェーグ(1912-1997)は、1935年、23歳のときにブダペストで「ハンガリー四重奏団」を結成、2年後にバルトークと親しかったヴァイオリニストのゾルターン・セーケイが同団に加わると、ハンガリー四重奏団はセーケイが第1ヴァイオリン、ヴェーグが第2ヴァイオリンとなり、ソリストとして名の知れたヴァイオリニスト2人を擁する体制となる。1940年、ハンガリーが枢軸国だったこともあってか、「ハンガリー四重奏団」は、ドイツによって併合されたオランダに活動拠点を移すことになる。シャーンドル・ヴェーグはハンガリーに残る道を選んで退団、リスト音楽院の教授となる一方、自らの名を冠した「ヴェーグ四重奏団」を結成して活動を開始した。第2次大戦終了後の政情不安が続く中、彼らは西側に亡命し、1946年に行われたジュネーヴ国際音楽コンクールで第1位を獲得、1953年にはフランスの市民権を得て、以後1970年代まで活躍することとなる。その為ヴェーグ四重奏団の録音はディスコフィル・フランセ、英国COLUMBIA、DECCAなどに存在する。彼らの録音は1952年にディスコフィル・フランセに入れたベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集から始まる。同じ時期にモーツァルト:弦楽四重奏曲も6曲録音がある。ブラームスは全3曲録音があり全てDECCA録音である。録音は1番が1952年、2/3番が1954年である。英国では2/3番がカップリングされた12"で発売されたが、ドイツでは何故か2番1曲入りの10"で発売された。ドイツで1番、3番がどのように発売されたかは不明。2/3番と同じ1954年には英国COLUMBIAにバルトークの弦楽四重奏曲全6曲を入れている。DECCAには他にシューベルト1曲、スメタナ1曲、コダーイ1曲の録音がある。ハンガリー四重奏団と似たような路線の団体だが、シャーンドル・ヴェーグの優れた音楽性が全4人に行きわたったかのような滋味に満ちた演奏である。渋さが際立つハンガリー四重奏団とはそのあたりの違いがある。豊かな音楽性が色濃く出ていて、故国ハンガリーの伝統が沁みついたような音楽世界が展開される。

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