商品コード:1363-008[ERATO] K.リステンパルト/ バッハ:マニフィカトBWV.243, ミサ・ブレヴィス ヘ長調BWV.233
商品コード: 1363-008
商品詳細:リステンパルトの人気上昇により、過去のあまり注目されなかった録音にも光が当たっている。明快かつ繊細。完璧な様式美に裏打ちされたリステンパルトの音楽観。バッハと言えばドイツ流が本家と思われがちだが、リステンパルトは何流でもなく、オーセンティックにこだわらず、現代の我々が聴いて快く、かつ感動をもたらすバッハを提示してくれる。音楽を楽しむ喜びを与えてくれるような存在。洗練という言葉がこれ程ぴったりくる指揮者もいない。これは初回録音。カール・リステンパルト(1900-1967)はドイツの港町キール生まれの指揮者。ベルリンのシュテルン音楽院で学び、ベルリン・オラトリオ合唱団の指揮者として活動を開始する。'32年、15名ほどの弦楽奏者を中心にリステンパルト室内管弦楽団を創設し、定期コンサートを開催する。戦後の'46年にベルリンRIAS室内管弦楽団と合唱団を組織し、モンテヴェルディからストラヴィンスキーに至る幅広いレパートリーで演奏と録音を行う。ザール室内管弦楽団は、1953年10月1日にカール・リステンパルトによってザールイに設立された当初18人のミュージシャン(そのうち10人はベルリンからの移民)による弦楽器アンサンブルである。1962年にザールブリュッケンの新しいラジオ局、ザール放送が移転され、ザール放送室内管弦楽団とも名乗ることになる。リステンパルトは1967年に亡くなるが、アントニオ・ヤニグロが引き継ぐ形となり、1973年7月にザールブリュッケンラジオ交響楽団と合併したことでザール室内管弦楽団は消滅となる。リステンパルト亡くなった時点で、もはや失くなったも同然であった。生前にDF、ERATO、Le Club Français Du Disqueなどに残された録音は今となっては大きな遺産となっている。
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