商品コード:1363-018[ERATO] T.グシュルバウアー/ モーツァルト:ヴェスペレK.339, アヴェ・ヴェルム・コルプスK.618 他
商品コード: 1363-018
商品詳細:グシュルバウアーは、STU時代の人と思われているが、この録音にはSTEがある。ヴェルナーが録音をやめてしまった後、ERATOでバッハ、モーツァルトの宗教曲をしょって立つ人になった。但し宗教曲の専門家ではなく対応範囲は広く交響曲や協奏曲の録音もある。ヴェルナーより幾分軽快で、テンポ感がよく現代感覚を持っているが、軽くなってしまったCD時代の演奏とは基本的に異なり、伝統の重みを持っている。清楚な美声のハンスマン(s)のラウダーテドミヌム。外周から聴けるK.618も捨てがたい魅力。1966年グランプリディスク賞を受賞した録音で、高音質で聴ける傑作!テオドール・グシュルバウアー(1939-)はウィーン生まれの指揮者。ウィーン国立音楽院でハンス・スワロフスキーに師事した後、ロヴロ・フォン・マタチッチとヘルベルト・フォン・カラヤンの下で研鑽を積む。ウィーン・フォルクスオーパーやザルツブルク州立劇場の指揮者を経て、1969年にリヨン歌劇場の首席指揮者に就任する。ドイツ系の若手指揮者不足が最も深刻化した世代に属して大いに期待され、一時はレコーディングも活発に行っていた。1975年から1983年までリンツ・ブルックナー管弦楽団の首席指揮者、1983年から1998年までストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者、1997年から2001年までラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を歴任した。1960年代中期~ERATOで録音を開始、ドイツ系指揮者のまったく居なかったERATOにドイツ/オーストリア系作品の録音をもたらしたERATOでは珍しい経歴の指揮者である。
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