商品コード:1363-030[DECCA] T.ベルガンサ(ms)/ 18世紀のオペラ・アリア集/グルック, ケルビーニ 他
商品コード: 1363-030
商品詳細:ベルガンサの1960年の英国録音。タイトルはオペラアリア集だが「18世紀」とあるように古い曲ばかりで、オペラ嫌いの方にも納得していただける内容。彼女のメゾは天下一品という評判を裏切らない一枚だ。音はさすがにDECCAだけあって、抜けが良いだけでなく、ふくよかで彼女の声が天まで届かんとする透明感の高い音。仏プレスのジャケはピンク色の美しいデザインで、圧倒的に英プレスよりセンスが良い。音もバランスの良さで納得!テレサ・ベルガンサ(1935-2022)はスペイン、マドリード生まれのメゾ・ソプラノ。同地のマドリード音楽院でピアノと声楽を学び、1954年に歌唱で1等賞を得ている。1955年にマドリードで初めての演奏会を開いた。1957年エクス=アン=プロヴァンス音楽祭で『コジ・ファン・トゥッテ』(モーツァルト)のドラベッラ役を歌ってオペラの初舞台を踏んだ。グラインドボーン音楽祭、ロイヤル・オペラ・ハウス、メトロポリタン歌劇場と多くの大舞台でモーツァルトを歌い、モーツァルト歌手として知られる。オペラのほか歌曲も得意とした。彼女の演奏会の主要レパートリーはスペイン、フランス、ドイツ、ロシア歌曲である。彼女はピアニストのフェリックス・ラビージャと結婚し、多くの演奏会を開くとともに多数のレコード録音を行った。1992年、彼女はセビリア万国博覧会の開会式に参加し、さらにバルセロナ・オリンピックの開会式でも歌った。実に息の長い芸歴を持つ。1970年代には夫・ラヴィージャとDGGの歌曲集を録音している。一度聴いたら忘れない特徴的な声質は多くの人に好まれている。この録音時まだ25歳、若さに溢れた声にはツヤがあり、表現力だけでなく歌が持つ背景までも描き出す才能を持っている。器楽奏者と異なり歌手は年齢を重ねるごとにより深みのある表現力を身に着けてゆく。これは1960年6月英国で録音された18世紀のオペラ・アリア集。但し曲を聴くというよりベルガンサの歌を聴くという方が正しいだろう。ベルガンサは何を歌ってもすぐにそれとわかる特徴ある声であり、世界的に人気が高い。モーツァルトとともに愛聴盤の一つとなるだろう重要な1枚!ステレオ:SXL 2251は非常に高額となる!モノラルで十分に愉しめると保証する!この録音は1961年度Académie Charles Crosのグランプリ・ディスク賞を受賞した。
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