商品コード:1363-034[DECCA] J.ミショー(s)/ 「レシタル-2」オペラ・アリア集/ビゼー:真珠採り~3曲, グノー:ミレイユ~5曲
商品コード: 1363-034
商品詳細:ミショー(s)にスポットを当てた一枚。ビゼーとグノーのオペラ。他の歌手も入るが、彼女が主役の珍しい盤として紹介したい。元々録音が少ないソプラノだけに、こうやって企画アルバムを作るのも納得。ファンならば是非手元に置きたい。グノーの方に出番が多く、ビゼーの1曲目に出番はないが、全体を通して、ミショーの美声は十二分に堪能できる。ジャケも良い。英/仏DECCAとも存在するが、録音はフランス。ミショーの数少ない盤! ジャニーヌ・ミショー(1914 – 1976)はトゥールーズに生まれたフランスを代表するリリック・ソプラノ歌手。パリ音楽院で学び、1933年11月16日にオペラ=コミック座においてギュスターヴ・シャルパンティエの《ルイーズ》でラ・プリウーズ役でデビュー。1940年にパリ・オペラ座にデビューした際、ミヨーの《メデア(Médée)》のクルーズ役を創唱した。その後オペラ座では、《リゴレット》のジルダ役や《椿姫》のヴィオレッタ役、《ばらの騎士》のゾフィー役などで出演している。戦後になると活動の場を世界の舞台に求め、ミラノ・スカラ座やブリュッセル・モネ劇場、ロンドン王立歌劇場、サンフランシスコ歌劇場、シカゴ・リリック・オペラからの招聘に応じて、《ペレアスとメリザンド》や《ロメオとジュリエット》のヒロインのほか、《マノン》のタイトルロール、《ファウスト》のマルグリット役を演じた。演奏会のレパートリーでは、ラヴェルの《シェエラザード》、ドビュッシーの《選ばれたおとめ》や《聖セバスチャンの殉教》、シャブリエの《音楽への頌歌》のほか、ドビュッシーやミヨーの芸術歌曲が挙げられる。1961年からパリ音楽院やザルツブルク・モーツァルテウム大学で声楽教師を務めた。1968年5月にルーアンで《魔笛》のパミーナ役を演じたのを最後に、舞台から勇退した。モノラル録音しか存在しない。フランス系ソプラノ歌手の中でも特別な美声の持ち主。特に高音域に独特のヴィヴラートが掛かり美しい。リリック・ソプラノ歌手としては第一級だった。
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