商品コード:1363-061t[ETERNA] O.スウィトナー シューマン:交響曲全集(全4曲)

[ 1363-061t ] ETERNA Otmar Suitner Staatskapelle Berlin schumann Sinfonien No.1-4


通常価格:¥ 11,000 (税込)

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商品コード: 1363-061t

作品名:シューマン:交響曲全集(全4曲)/交響曲第1番変ロ長調Op.38「春」, 交響曲第2番ハ長調Op.61 | 交響曲第3番変ホ長調Op.97「ライン」, 交響曲第4番ニ短調Op.120
演奏者:O.スウィトナー指揮ベルリンsk.
プレス国:旧東ドイツ, Germany East
レーベル:ETERNA
レコード番号:729 224-5
M/S:デジタル・ステレオ, digital・stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×2, Wジャケット2枚組, 2 single records set
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:B : 図書館の紙シール貼りあり
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧東ドイツでのサンプル盤】---白/黒・赤スタンプ, グルーヴガード厚手, Time Code4面ともG89・スタンパ―による1989年頃製造分
ジャケット:【旧東ドイツでのオリジナル】---DMM見開両面紙W, Ag 511/01/89/A
トピックス:1/3番:1986年5月26/27/30日・7月1-2日, 2/4番1987年8月13-15・17-19日東ベルリン・イェズス・クリストゥス教会スタジオ(Studio Christuskirche, Berlin DDR)でのデジタル録音, 録音技師:Claus Strüben, プロデューサー:Eberhard Geiger, 録音技術:Hartmut Kōlbach, ETERNA=日本コロムビアとの共同製作, 日本側はデジタル録音に機材とノウハウと資金, ETERNA側は演奏家と録音を担当, 旧東ドイツでは1989年VEB Deutsche Schallplatten Berlin. DDRによりコピーライト登録・同年ETERNA:729 224-5(橙DMMレーベル・グルーヴガード盤・DMM見開両面紙Wジャケット・裏年号・Ag 511/01/89/A)にて初リリース, これは正規発売以前に関係者に配布されたサンプル盤でAschersiebenの図書館に収蔵されたコピー, サンプル盤は図書館にも配布されたらしい, 日本側ではLPは発売されずCDが1988年にDENON:33CO-1967(2/4番)・1987年33CO-1516(1/3番)で初リリースと思われる

商品詳細:1986-7年日本コロムビアとの共同制作でのデジタル録音。DENONからも同時発売された。日本側がデジタル機材を持ち込み、ETERNA側がマイク・セッティングと録音を担当したと思われる。1番「春の交響曲」は1841年2月20日に完成した「自筆初稿」による唯一の演奏。デジタルでもスウィトナーの力は存分に出ている。モーツァルトの爽やかな演奏とはまた異なる、力のこもったコクのある響き。教会内の残響を多めにしたのはシュトリューベンの意図?個性的!ETERNA側では日本側が要したマスターは使わず、独自にカッティングマスターを制作して、これまでと同様のプロセスでLPを制作した為、デジタル臭の全くない極めて自然なETERNAサウンドに仕上がっている。ETERNA側では日本が録音した音をそのまま市場に流すのは危険だと判断したようである。賢明な文化的判断であった。DENONのLPに聴くデジタル・サウンドは日本人が聴いても決して快いモノではなかった。日本とドイツ、何方も技術立国であるが、文化的には大きな違いがあった。いかなETERNAといえども1970年代のステレオ黒盤と全く同じ音とは言えない。しかしデジタル録音に踏み切った結果の仕上がりは大きく異なるモノとなった。このシューマンにベートーヴェンやドヴォルザーク全集に見るような個性が感じられるか、正直100%素直にそうだと言い難い部分はある。しかしこれが最良のプレスである点は間違いない。結局、クラシック音楽の世界にデジタル録音方式を持ち込んだことは世紀の誤りだったことが理解されるだろう。音楽の命をそぎ落とし、窒息させることはメーカー側が痛いほど解かっていたはずである。

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