商品コード:1362-003[DECCA] G.スゼー(br)/ 歌曲集/ラヴェル, フォーレ

[ 1362-003 ] Gérard Souzay With Jacqueline Bonneau – Ravel: Histoires Naturelles / Fauré: Five Verlaine Songs


通常価格:¥ 3,300 (税込)

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商品コード: 1362-003

作品名:歌曲集/ラヴェル:博物誌(全5曲) | フォーレ:憂鬱Op. 51-3, グリーンOp. 58-3, 恍惚Op. 58-5, 牢獄Op. 83-1, マンドリンOp. 58-1
演奏者:G.スゼー(br)J.ボノー(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:DECCA
レコード番号:LX 3149
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:10インチ, 25cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:B : 10時に紙シールあり
キズ情報:B面1時に微かに3+8+極小7回出る斜めスレ→軽度だが6とした
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---橙/銀ツヤ外溝, フラット重量, 1953年頃の製造分
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---青系折返両面紙ペラ
トピックス:【初入荷の希少タイトル!】---1953年頃パリでのモノラル録音, 録音詳細不明, 英国では1953年頃he Decca Record Company Limited. Londonによりコピーライト登録・同年英DECCA:LX 3149(10"・金内溝ツヤレーベル・フラット盤・折返紙ペラ・ジャケット入り)にて初リリース, フランスでは1953年頃仏DECCA:LX 3149(当装丁)にて初リリース, これはフランスでの初年度リリース分オリジナル, 英国盤は1度入荷あり・フランス盤は当社初入荷の希少タイトル!

商品詳細:ジェラール・スゼー( 1918– 2004)はフランス、アンジェの生まれ。カミーユ・モラーヌ( 1911 - 2010)と7歳違いだが、モノラル期で引退したモラーヌと異なり、スゼーは'43年に535点のLPを発売した長い録音歴を持つ。重鎮ピエール・ベルナック(1899 - 1979)より一世代後のバリトン歌手である。フランス語での、より正確な読み方はジェラール・スゼだが、これまでの慣習に従ってスゼーで統一する。パリ音楽院でクレール・クロワザとジャン=エミール・ヴァンニ=マルクーに師事する。テノールとして歌手活動を始めるが、1943年に著名なオペラ歌手アンリ・エシュヴェリーの助言を容れて、バリトンに転向した。1945年より公的な演奏会に出演を始める。1954年以降は新たにアメリカ人ピアニストのダルトン・ボールドウィンを迎え、生涯にわたる協力関係を築いた。1960年以降はほとんどオペラに出演せず、代わりにリサイタルで活動を続け、1980年代後半に引退した。1944年のSP録音に始まり、1950年代初めにDECCAと契約を結ぶ。その後はPHILIPSやEMIとも契約している。スゼーの録音のディスコグラフィは約750点にも上る。フォーレやプーランクの歌曲全集の録音にも参加した。栄えあるディスク・グランプリ(Grand Prix du Disque)には3度選ばれており、その内の一つがラヴェル歌曲集であった。スゼーはドイツ・リートも歌うが、やはりフランス歌曲が白眉といえる。ドイツ最大のバリトンであるディートリヒ・フィッシャー=ディースカウとは声質、レパートリーなどがまるで異なる。スゼーが亡くなった時、英国紙「デイリー・テレグラフ」は、最も偉大なリリック・バリトンという称号をディートリヒ・フィッシャー=ディースカウと争えるのは、同世代ではスゼーだと述べている。リリックバリトンは、バリトンの中では最も軽めの性質を持ったバリトン。ディースカウはリリック・バリトンとされるが違和感を持つ方は多いだろう。不思議なことにフランス人バリトンは皆甘い声質である。ドイツでは甘い声質のバリトンはヘルマン・プライくらいだろう。それでもスゼーとは比較出来ないほど違いがある。スゼーはこの美声を1970年頃まで保ち、多くの録音を残した。バロック・オペラのアリアを歌って様になる男声歌手はそうそういない。「ビロードの声」と称された滑らかで柔らかい声質をこの初期録音で存分に愉しめる。得意としたフランス作品である!なんといっても黄金期のDECCA録音が良い!

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