商品コード:1362-007[COLUMBIA] O.クレンペラー/ モーツァルト:セレナーデ13番「アイネ・クライネ」K.525, ヘンデル:合奏協奏曲Op.6-4

[ 1362-007 ] Mozart / Handel, Philharmonia Orchestra, Otto Klemperer


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商品コード: 1362-007

作品名:モーツァルト:セレナーデ13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」K.525 | ヘンデル:合奏協奏曲Op.6-4
演奏者:O.クレンペラー指揮フィルハーモニアo.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:SBO 2751
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:10インチ, 25cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのステレオ・オリジナル】---水色銀音符段付, グルーヴガード厚手, 1958年頃の製造分
ジャケット:【英国でのステレオ・オリジナル】---ラウンド折返両面コートペラ・"aka scalloped" (ホタテ貝の意味)
トピックス:【入荷2度目の英国ステレオ盤!】---1956年3月25日 ロンドン・アビイロードスタジオNO.1でのモノラル/ステレオ録音, 英国では1957年Columbia Graphophone Company Ltd.によりコピーライト登録・同年英COLUMBIAからモノラル:33C 1053(10"・紺/銀音符段付レーベル)にて初リリース/1959年ステレオ:SBO 2751(10"・B/Sレーベル段付レーベル)の当装丁にて初リリース, フランスでは仏COLUMBIAからモノラル番号不明/1959年頃ステレオ:SBOF 1001(10")にて初リリース, 英国・ステレオ盤は入荷2度目の希少盤, 英国では1966年になって12"化され33CX 5252/SAX 5252(赤SC音符レーベル/+交響曲25番K.183), これは英国での初年度リリース分のステレ・オオリジナル!, K.525は1964年10/11月ニュー・フィルハーモニアo.とキングスウェイホールで2度目の録音あり

商品詳細:1956年ロンドンでのスタジオ録音のリリースとしてはCOLUMBIAレーベルのステレオ最初期になる。1956年モノラルが33C 1053でリリースされ、1959年頃ステレオの10"がSBO 2751でリリースされた。やはり1956年にキングスウエイホールで録音された交響曲25番と40番が、1957年 33 CX 1457でモノラル発売、1959年頃SAX 2278で発売された。COLUMBIAは当初10"でリリースした音源の12"化を考えたのだろう。1966年になってK.525とヘンデルOp.6-4の計2曲に交響曲25番を加えて12化し、33CX 5252/SAX 5252で再リリースした。3曲とも同じ時期の録音なので大きな違和感はないが、1956年の録音が10年後の1966年にプレスされても鮮度が高いとは言えないだろう。10"の方が鮮度は圧倒的に高いはずである。10"を嫌う傾向は近年強いが、それはオリジナルの否定と同義である。オリジナルを追求するならば大いに10"を聴くべきである。クレンペラーはVOXを1954年初めに離れ欧州へ戻り、1954年からEMIと契約、録音を開始する。数点のモノラル録音の後、1956年分の録音からステレオでもリリースされるようになると、忘れられていた彼の名は広く知れ渡り、巨匠として世界的な名声を得ることになる。そして1959年8月に、クレンペラーは、プロデューサーのウォルター・レッグと終身のレコード録音契約を結ぶと共に、フィルハーモニアo.の常任指揮者の座に就いた。録音専用オケとして発足したフィルハーモニアo.には、クレンペラー以前に首席指揮者は置いていなかった。当初カラヤンが首席指揮者になる予定だったらしいが、1955年ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任してしまい、空席のままであった。その後期待されたカンテッリが1956年に航空事故で急死したことで、リーダー不在の危機が囁かれたが、レッグは大戦後ポジションに恵まれなかった観のあるオットー・クレンペラーをトップに据えることを決断、1959年にはクレンペラーは初代常任指揮者(後に終身)に就任し、多くの演奏、録音を残す。これはクレンペラーがEMIとフィルハーモニアo.の両者で存在感を増して行く時期の録音であり、彼の美学が結集した名演と呼べる、ずっしりと安定感の強い演奏である。A面のK.525は会社の意向に沿った印象だが、意外にもB面のヘンデルがしびれるような美しい演奏で驚く。ここまでバランス良く、然も弦の響きを感じさせるヘンデルは多くない。古典美を追及すればこの形に到達するはずである。是非このヘンデルを聴いて欲しい、最高の演奏!ステレオは希少!

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