商品コード:1362-012[COLUMBIA] H.v.カラヤン E.シュヴァルツコップ(s)/ バッハ:ミサ曲ロ短調B.232(全曲)

[ 1362-012 ] Bach - Chorus And Orchestra Of The Society Of The Friends Of Music / Herbert von Karajan – Mass In B Minor


通常価格:¥ 4,950 (税込)

¥ 4,950 (税込)      

商品コード: 1362-012

作品名:バッハ:ミサ曲ロ短調B.232(全曲)/Kyrie Eleison--Christe Eleison-- Kyrie Eleison-- -- Gloria In Excelsis Deo--Laudamus Te--Gratias Agimus Tibi-- | -- Domine Deus-- Qui Tollis-- Qui Sedes-- Quoniam--Cum Sancto Spiritum-- -- Credo I-- Credo II In Unum Dominum-- Et Incarnatus Est Crucifixus-- Et Resurrexit-- Et In Spiritum Sanctum-- | -- Confiteor. Sanctus.--Osanna-- Benedictus-- Osanna-- --Agnus Dei-- Dona Nobis, Pacem
演奏者:H.v.カラヤン指揮ウィーンso.+フィルハーモニアo./ウィーン楽友協会.cho. E.シュヴァルツコップ(s)M.ヘフゲン(ca)N.ゲッダ(t)H.レーフス(bs)M.パリキアン(vn)D.ブレイン(hr)G.モリス(fl)S.サットクリフ, P.ニューブリー(ob・ダモーレ)S.ダート(org)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:33CX 1121-3
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×3, 箱入り3枚組, 3 single records in box
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国での第2版/RIAAカーヴのオリジナル】---紺/金音符ツヤ段付, グルーヴガード厚手, 1956年頃の製造分
ジャケット:【英国での第2版】----外周5面紺クロス紙表ツヤ箱
トピックス:1952年11月2-5/7日ウィーン・Musikvereinsaalでのモノラル録音, 1952年11月23/28~30日・1953年7月16日ロンドン・Abbey Road Studio No. 1・でのモノラル録音, 録音技師:不明, プロデューサー:Walter Legge, 1953年Columbia Graphophone Company Ltd. Hayes・Middlesex・Englandによりコピーライト登録・同年英COLUMBIA:33CX 1121-3(緑/金音符中溝レーベル・フラット盤・ロング箱入り)にて初リリース→1956年頃同一番号・当装丁に変更, ここからRIAAカーヴとなり聴きやすい, 古いスタイルの濃厚な演奏!, 1973年9/11月・1974年1月DGGにベルリンpo.と2回目録音あり, フラット盤の入荷はない, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:1952年11月と1953年7月にウィーンとロンドンにて行われたモノラル録音。オケはウィーンso.だがカラヤンは一部の録音をロンドンのフィルハーモニアo.で行い、その部分にはM.パリキアン(vn)D.ブレイン(hr)G.モリス(fl)S.サットクリフ、P.ニューブリー(ob・ダモーレ)S.ダート(org)の6人のソリストをソロ要所で彼らのオブリガート・ソロを付けた。合唱はウィーン楽友協会合唱団である。従って完全なウィーン録音ではなく、ウィーンとロンドン、2つのセッションをミックスした当時では珍しい最先端の技術を使ったモノラル録音である。そういえばカラヤンは録音技術を駆使してベートーヴェンの第9や、「2001年宇宙の旅」のサントラに使われた「ツァラトゥストゥラはこう語った」などでも複数の場所での録音をミックスしたLPを出しており、当時から実演と録音は別物であるとの認識が強かった指揮者である。歌手陣もソプラノには英国からエリーザベト・シュヴァルツコップ、テノールにはニコライ・ゲッダなど英国とドイツの混成で臨んでいる。カラヤンとバッハはあまり縁が無いような印象だが実は1952年の演奏会から「ロ短調ミサ曲」を度々部分的に、または全曲演奏を行っていて、1950年代初期という早い時期での録音は必然だったといってよい。1950年6月15日にはウィーン交響楽団と同じ場所であるムジークフェラインザールでエリーザベト・シュヴァルツコップ(s)、キャスリーン・フェリアー(a)、ワルター・ルートヴィヒ(t)、パウル・シェフラー(bs)、アルフレード・ポエル(bs)と演奏しており、ライヴCDでも発売された。カラヤンはこの録音のために70回以上にも及ぶリハーサルを行い万全を期したとされている。録音当日になってカラヤン自身が敗血症で倒れ、多忙ゆえスケジュールの延期が出きず病をおして録音を敢行、指揮台に運んだ病床に横たわりながら指揮したとされている。またオケはの記載はThe Chorus And Orchestra Of The Society Of The Friends Of Musicであり、ウィーン楽友協会を演奏会場として使用しているのはウィーン・フィルだけでなく、協会主催のコンサートの大半はウィーン交響楽団が担当しており、ウィーン放送交響楽団も演奏を行っている。したがってオケをウィーンpo.とするメディアもあるが実際は1950年に実演を行ったウィーン交響楽団(ウィーンso.)とみるのが自然だろう。プロデューサーの記載はないが間違いなくウォルター・レッグと思われる、でなければウィーンとロンドン、2つのセッションをミックスなどの荒業が許されるはずもないからである。古い録音なので古風でまったりした所はあるものの、宗教性は濃厚に感じられ、特にソリストの歌唱は素晴らしい。遅いテンポで全体に教会の薄明かりが灯るようなレトロ感が濃厚な演奏。合唱団にソフト・フォーカスにした点も雰囲気を出している。歴史的にも需要な録音と言えるだろう。

H.v.カラヤンの在庫一覧へ






【特設ページへ移動】







SACD特設ページ

  ex-Twitter


 Facebook


 Instagram


official blog