商品コード:1362-033p[TELEFUNKEN] F.アンドレ/ ファリャ:スペインの庭の夜, ラヴェル:ボレロ, デュカス:魔法使いの弟子
商品コード: 1362-033p
商品詳細:フランツ・アンドレ(1893-1975)はブリュッセル近郊の街、Forestで生まれたべルギー人指揮者。ベルギー王立音楽院で学び、ワインガルトナーに師事。1935年、ベルギー国立放送協会管弦楽団の創立以来の、国を代表する指揮者。彼は1919年の秋に音楽院のヴァイオリン教師としての職務を再開し、「サン・ソヴール」ティールームで12人の音楽家からなるオーケストラを結成した。 1935年にグランド・オーケストラ・シンフォニークを創設し、1957年までその指揮者兼首席指揮者を務めた。1930年国立放送研究所の指揮者も兼任した。この組織はその後ベルギー国立放送so.に発展する。アンドレはベルギー国立放送so. の専属指揮者として多くの録音を残した。ドイツでもフランスでもない為か、まったく日本では知られていないが、その大胆な表現力は、この当時としても突出している。珍しいステレオ録音。仏と独の中間的音色を持つオケ。TELEFUNKENレーベルのカイルベルトとはまったく異なるラテン系の軽快な指揮が流麗で美しい。日本での知名度は殆どないが、ここで演奏されるようなフランス/イベリア系作品はカイルベルトの範疇ではない。フランツ・アンドレだからこその作品であり、その期待に応えられる実力を持った指揮者である。ステレオはオーディオ・ファイル・プレス!A面ファリャ:スペインの庭の夜でピアノ・ソロをとるレリア・グソー(1909-1997)はパリ生まれで名教師ラザール・レヴィの門下生。1937年のショパン国際ピアノ・コンクールで第12位入賞。人気は高かったものの、世に出た録音は稀。戦後は長くパリ高等音楽院などで教え、アンヌ・ケフェレックをはじめ多数の著名なピアニストを育てた。デルヴォー指揮フランス国立放送o.とのダンディ協奏曲やデュカスのソロ作品(TELEFUNKEN)などの録音が知られている。しかし何といってもルーセルのスペシャリストとして知られる。紛れもないパリ音楽院スタイルでマルセル・メイエル、イヴォンヌ・ルフェビュール、ジャンヌ=マリー・ダルレたちと年代的にも同格に扱われて当然のピアニストなのである。然も生粋のパリジェンヌ。これを機に是非知っていただきたい女性奏者の大物!仏PLEIADEに録音がある。
F.アンドレの在庫一覧へ
