商品コード:1362-046t[TELEFUNKEN] O.ボルヴィツキー(vc)/ ハイドン:Vc協奏曲1番, 2番
商品コード: 1362-046t
商品詳細:オトマール・ボルヴィツキー(1930-2021)はハンブルク生まれのチェロ奏者。ベルンハルト・ギュンター、アルトゥール・トレスター、パウル・グリュンマーにチェロを師事。ハンブルク放送管弦楽団の首席奏者を振り出しにハノーバー州立歌劇場を経て、カラヤンが終身常任指揮者に就任した後、1956年から1993年までベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席チェロ奏者を務めた。1972年にヘルベルト・フォン・カラヤンがカラヤン・アカデミーを創設したときには、チェロの講師として後進の指導も行った。また、「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の12人のチェロ奏者たち」というチェロ・アンサンブルの創立メンバーにも名を連ねた。録音は多くなく、TELEFUNKENに数点の録音があるくらいである。最初の録音は10"のバッハを含む小品集と思われる・TW 30117。これは1962年頃の録音だが1965年頃初リリースされた。モノラルが発売されたか不明。ハイドンのチェロ協奏曲第1番は1961年にプラハで筆写譜が発見され、1962年にミロシュ・サードロのチェロにより復活初演された。この録音も初期の録音である。当LPのように2曲がカップリングされたLPは1962年以降の発売に限られる。指揮のペーター・ロンネフェルト(1935-1965)はドレスデン生まれ、父親はドレスデン・シュターツカペレのヴィオラ奏者だった。パリ音楽院ではメシアンに師事。ウィーン国立歌劇場ではカラヤンの助手を務め、アーノンクールのウィーン・コンツェントゥス・ムジクスではチェンバロ奏者として参加している。ボルヴィツキーのチェロは柔らかく軽快で音は重量級とは言えないが、歌心と厳格さのバランスがうまく取れたチェロ奏者。
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