商品コード:1362-051[DF] M.エウィッツ/ ラモー:コンセール形式による6つのクラヴサン曲集 (オーケストラ編)

[ 1362-051 ] Rameau, Orchestre De Chambre Hewitt ‎– Six Concerts En Sextuor


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商品コード: 1362-051

作品名:ラモー:コンセール形式によるクラヴサン曲集 (オーケストラ編)/コンセール第1番 ハ短調, コンセール第2番 ト長調, コンセール第3番 イ長調 | コンセール第4番 変ロ長調, コンセール第5番 ニ短調, コンセール第6番(新クラヴサン曲集 第2番の編曲)
演奏者:M.エウィッツ指揮モーリス・エウィッツ室内o.
プレス国:フランス, France
レーベル:Les Discophiles Français
レコード番号:DF 1
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7/6
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面11時/8時に極小16回出るスレあり
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル・タイプ】---赤輪青地図内溝, 1956年頃の製造分
ジャケット:【フランスでの再版】---見開灰クロス紙(橙文字サークル), シングルタイプにも数種存在する
トピックス:1953年頃(前後1年程度の幅在り)パリでのモノラル録音, 録音詳細不明, フランスではSPが1950年代初期からDF:SP 1-6(6枚組)で初リリース, 1954年頃LPがDF の付かない1(内溝フラット盤・上開青色シングルジャケット入り)で初リリース, 当見開灰クロス紙ジャケが最初のジャケットではない, ジャケットは数種存在, 盤も数種の形状が存在するが正確な変遷は不明である・同じ工場で製造していないので異なる工場のプレスに序列を付けることは困難・但しレーベルの青輪の色が紺に近い最も濃い色の内溝レーベルでフラット重量盤で更にPathéが付いている場合は初年度分又は最初期と判断できると思われる, DFについて完全な序列を把握している人物はいないと思われる, 番号にDFが付かない点、最初期の重量フラット盤である・またストレートPathé初期マトリクスを使っていることから初年度から2~3年程度遅れての製造分ではないかと推測される, DF 1で状態の良い盤の入荷は僅か, DFでフランスのオケによる最初期のLP録音, モノラルの非常に強力な音圧を持つ録音, 初期分で盤質7は殆どない, M.エウィッツ指揮のLP第1号, 完全な初年度分はSPのように裸で出し入れしていたので盤質7はあり得ない, このあたりの1950年代中期頃のプレスが音質・状態ともベストと思われる, これは1956年頃の製造分と思われる(初年度分ではない), 盤質7以上は滅多にない!, 演奏:★★★★, 音質:★★★★

商品詳細:記念すべきDF 1。DF の第1号LPである。これ以前にDISQUE…というナンバーが存在するものの、1番にラモーが選ばれたことが、DF社を象徴する事実と思う。当時オケ部門を担当していたカペーQt.の第2Vnだったエウィッツがオケを振るが、この音質もまたDF社を象徴する音だろう。押しは強いが、決してギスギスしたうるさい音ではない。ここにDFサウンドがスタートしたと言っても良いだろう。協奏曲と言っても、コンチェルトグロッソ的なもの。フランス的なるものが、音として表現された歴史の1ページと思う。さて重複するがモーリス・エウィッツ (1884-1971)は、カペーQt.の第2Vnだった人。後に指揮者となり、DFレーベルにいくらかの録音がある。このLP最初期に彼が残した録音は、当時としては画期的と言える程の現代感覚を持ったスタイルであり、録音成果としてはモーツァルトの交響曲40/41番が入ったDF 64が最も有名だろう。いずれにせよ、この最初のLP録音でさえ今の耳にも新鮮に響く素晴らしい演奏だ。バランスが大変優れていて、テンポ感といい、アクセントといい、センスの良さはピカ一。音は重厚であるが心地いい軽快さもあり、リステンパルトと一脈通じるところがある。1950年代初期にこれだけのリズミカルで軽妙な演奏があったことに驚きを隠せない。1950年代にDECCAにも優れた録音はあったが、DF録音にはDECCA陣営が出すことが出来なったフランスの香りがしっかりと漂う。フランス人による演奏と録音・マスタリングなどオール・フレンチで賄って初めて可能となった技だといえる。ラモーの「コンセール形式のクラヴサン曲集」は本来は5曲編成だが、クラヴサン曲集2番から4曲(「雌鶏(めんどり)」「メヌエット」「異名同音」「エジプトの女」)をオーケストラ編曲して第6コンセールとしている。オーケストラ版で同様の手法は他にも見られるが、オリジナルの編曲者が誰かは判然としないが、違和感を感じる人はいないだろう。エウィッツを単に古臭い前時代的な指揮者と思っている方は、ここでその誤ったイメージを修正していただきたい。未だモーリス・エウィットとしている業者が殆どだがフランス人はエウィッツと発音するので当社ではモーリス・エウィッツと統一する。

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