商品コード:1361-023[COLUMBIA] W.ギーゼキング(pf) / ドビュッシー:Pf作品全集(完結)

[ 1361-023 ] Debussy, Walter Gieseking Complete Piano waorks 6 LPs


通常価格:¥ 77,000 (税込)

¥ 77,000 (税込)      

商品コード: 1361-023

作品名:ドビュッシー:Pf作品全集(完結)/FCX 185:前奏曲集-第1巻(全12曲) | FCX 186:前奏曲集-第2巻(全12曲) | FCX 282:映像第1集, 映像第2集, ピアノのために, 版画 | FCX 296:小品集(15曲) | FDX 306:ベルガマスク組曲(全4曲), 子供の領分(全6曲) | FCX 483:練習曲第1部(全6曲), 練習曲第2部(全6曲)
演奏者:W.ギーゼキング(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:FCX 185~
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×6, バラ6枚セット, 6 single records set
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:1枚目A面3時に極小1回出るスレ, B面12時に微かに7回出るスレ+微かに6回出る凹, 2枚目A面9時に極小4+6回出る点, 4枚目A面9時に小6回出る点, B面4時に小~極小7+小3回出る点, 12時に極小5回出る凸, 6枚目A面5時に極小10回出るスレ
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---紺/銀音符内溝×6, フラット重量, 1955年頃の製造分
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返表半ツヤペラ×5, 共通デザイン×1(FCX 483にイラスト・ツヤペラ存在せず・オリジナル)
トピックス:1951年~1955年までのロンドン・アビーロード・スタジオでのモノラル録音, 録音詳細不明, 英国では1953年~順次33CX 1098(前奏曲集-第1巻)→33CX 1137(映像第1集, 映像第2集, ピアノのために, 版画)→33CX 1149(小品15曲)→33CX 1261(練習曲・12曲)→33CX 1304(前奏曲集-第2巻)で初リリース・「ベルガマスク組曲」と「子供の領分」の2曲は12"化されず「子供の領分」は10"でリリースされた, 「ベルガマスク組曲」は7"又は10"(未確認), フランスでは1954-5年頃~仏COLUMBIA:FCX 185(前奏曲集-第1巻)→FCX 186(前奏曲集-第2巻)→FCX 282(映像第1集, 映像第2集, ピアノのために, 版画)→FCX 296(小品(15曲)→FCX 306(子供の領分, ベルガマスク組曲)→FCX 483(練習曲・12曲)の計6枚の12"に全曲が収録され初リリース, フランスでの初出は全て紺/銀音符内溝レーベル・フラット盤・折返表半ツヤジャケット入り(FCX 483のみ共通デザイン・ジャケット入り)にて初リリース, 1956年頃~同一番号で棒付厚手ボード・粗目ジャケット入りに変更される, 但し棒付ジャケット以前に折返表半ツヤペラジャケット→折返両面コートペラジャケットに変更される(今回含まない), 今回は全6枚全てイラスト・デザイン・ペラジャッケット入りFCX 483のみ共通デザイン・ジャケット)で揃えたバラ6枚セット, FCX 483のみ1956年頃の初リリースと思われる, 盤質は全て7以上, このセットを仕上げるのに12年程を要した, 同質バラセットの大変さをご理解いただきたい, 子供の領分の英国盤は10"・33C 1014(+シューマン:子供の情景), ベルガマスク組曲は確認できず・1970年代HQM 1225が初出?, 全品完全な初年度リリース分オリジナル!, 同じフラット盤でもペラジャケット入りと棒付ジャケット入りでは2年程度差がありマトリクス・Mスタンパーなどが異なると思われる(棒付ジャケット入りの盤は厳密には初年度盤ではない), ほぼ15年かけて作った初年度バラ・セット!

商品詳細:仏Columbiaは12"×6枚バラ。英Columbiaは12"×5枚。決定的な違いは、英国では「ベルガマスク組曲」と「子供の領分」が含まれない(「子供の領分」10"別売/「ベルガマスク組曲」は未確認)。録音は1951~5年、全てロンドンでのモノラル録音。最初に「子供の領分」が録音され、シューマンの「子供の情景」と10"で発売。その後、1953年から全集が進行した。フランスでは全集が当初ペラ・ジャケ6枚で、その後棒付(同一番号)で発売。棒付ジャケではペラジャケと同じフラット盤が入る場合とここからグルーヴガード厚手盤になる場合があり、番号によりケースバイケースとなる。ギーゼキングの一筆書きのような音の造形は芸術的。名人のみが表現可能な境地。いずれにしろ同じ装丁で全6枚揃えることは専門店であっても容易なことではない。特にギーゼキング・ファンでなくとも、初めてLPで全集録音を行ったピアニストであり、この録音は歴史的だけでなく、芸術的にも価値の高い録音である。1980年代の再版やCDで聴いてもギーゼキングの芸術は非常にデリケートである為、音質が悪いと理解できなくなってしまう。細かな点には拘泥せず感覚を最優先させた演奏はギーゼキングの感性だけによって成立していて、部分的に見れば音抜けや端折りなども散見されるが全ては流れの中で楽しむ種類の演奏である。ここで重要なのはピアノ一音一音に付帯するオーラのようなモヤであり、それがアロマとして漂うような空気感を感じれられるかが重要である。すなわち香り漂うような盤でないとこの演奏は只の儚い貧弱さだけが強調されたものになる。そうなっては古ぼけた演奏でしかない。初期盤の重要性はアロマが香り立つことであり、再版はその部分が抜けた音になる。気が抜けたビールなど誰も欲しくないのと同様である。初期盤の価値はこの点にある!今回当社で初の全6枚最初期のペラ・ジャケット入りバラ6枚セットを完成させた。約15年程の歳月を要している。一般の方が全6枚をペラ・ジャケット入りでしかも盤質7で揃えることは不可能といって過言ではない。なおFCX 483(練習曲集)のジャケットには共通デザインと棒付きの2種しか存在しない。イラストデザインは存在しないことが30年掛けて判明した。勿論今回はペラ・ジャケット相当の共通デザイン・ジャケットである。当然6枚とも初年度製造のフラット盤である。少々高額だが、多数の盤質6を省いた点と長い時間を要した点を考慮戴きたい。当社でも2度目のペラ・ジャケット・セットを作れる自信はない。

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