商品コード:1361-051b[Chant du Monde] L.コーガン(vn)/ ブラームス:Vn協奏曲
商品コード: 1361-051b
商品詳細:これは1967年5月にモスクワでステレオ録音されたL.コーガンの3回目のブラームス:Vn協奏曲である。コーガンは今更語る必要もないロシアを代表するヴァイオリニストであるが、特にブラームスの演奏には他の追随を許さない名手である。当コンチェルトは彼が得意としていたこともあり、計6回の録音の内の1つである。また一般的には2回目の1959年コンドラシン指揮/フィルハーモニアo.との英COLUMBIA音源ばかりが注目されるが、当盤に聴かれる演奏もとても緊張感のある演奏で、非常にスケールの大きいブラームスを聴かせてくれる隠れた名演である。2回目の英国COLUMBIAのステレオ・SAX 2307は100万円近い高額LPとなっている。フランスCOLUMBIAのステレオ・SAXF 166でさえ5万円では買えない人気高額LPである。Le Chant du Mondeプレスは英COLUMBIA録音の後の1967年3回目のモスクワ録音のフランス・プレスである。この3回目録音の西側発売は限られ、フランスではLe Chant du Monde、ドイツではEURODISC、オランダで蘭MELODIYA盤が出る程度で英国では未発売と思われる。2回目と比較すれば、録音レベルは多少落ちるものの、コーガンのソロはここでも健在で切れの良いシャープな音はこの録音でもたっぷり味わえる。価格を考えれば、2回目録音と比べるまでもなく、3回目はリーズナブルといえる。コーガンは1970年代中期頃まで現役を続け、決して劣化することはなかった。1967年という時期はまだまだエネルギーが出ている時期である。
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