商品コード:1361-056[Chant du Monde] E.ムラヴィンスキー/ 1978年コンサート/ブラームス, シューベルト, ウェーバー, モーツァルト
商品コード: 1361-056
商品詳細:これはがムラヴィンスキーが手兵レニングラードpo.とともに1978年6月ウィーンを訪れた際に現地で行われたライブ録音をLP化したものである。仏Le Chant du Mondeのみの発売でMELODIYA未発売である。当社でも初入荷の珍しいタイトル。第4面の最後に入る「フィガロの結婚」K.492~序曲のみ1965年のレニングラードでのライブ音源と記載がある。1枚目がブラームス:交響曲2番、2枚目A面に シューベルト:未完成交響曲、第4面に序曲が2曲(ウェーバー/モーツァルト)という構成。Le Chant Du Monde以外のLPは存在しないと思われる。これまでにもムラヴィンスキーのライブ録音のLPは幾つか発売されたが、どれもMELODIYA発売であったが、今回はフランス盤のみという珍しい2枚組みLPである。ムラヴィンスキーのライブは昔から爆演で知られるエキサインティングな演奏が売りである。そうでければ、わざわざ大人数のオケまで同行する必要がない。ムラヴィンスキーはレニングラードpo.を振った時だけ、本当のムラヴィンスキーでいられるわけである。これは既に誰しもが知る事実であり、ムラヴィンスキー本人が一人で海外遠征することは殆どない。今回もウィーン・楽友協会で行った演奏はウィーンpo.はノータッチであり、正にムラヴィンスキー/レニングラードpo.の演奏そのものである。エフゲニー・ムラヴィンスキー(1903- 1988)はこの時75歳の高齢だが全く年齢を感じさせないパワーを発揮する。1978年という時代にこんな演奏が出来る指揮者はそうはいない。冷徹との評判がついて回る指揮者である。このブラームスも確かに甘さは微塵もないカッチリした演奏でムラヴィンスキーらしさを見せつけるモノである。それを聴きに聴衆が集まるわけである。勝手に変わってはいけない指揮者だから良いのだろう。
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