商品コード:1360-027t[OPUS] J.シュピトコヴァー(vn)/ メンデルスゾーン:Vn協奏曲, ショーソン:Vnと管弦楽のための詩曲
商品コード: 1360-027t
商品詳細:当社30年の歴史でも初入荷となる珍しいVn協奏曲集/メンデルスゾーンとショーソン。女性ヴァイオリン奏者のイェラ・シュピトコヴァー(1949-)はスロバキア・ノヴェ・メスト・ナト・バホム生まれ。幼少期より地元の音楽学校でヴァイオリンを学び、ブラチスラヴァ音楽院でアルビーン・ヴルテルに師事。音楽院在学中の1965年にはブラチスラヴァ放送局主催の音楽コンクールで優勝している。1968年に音楽院を卒業した後は、シオンのティボール・ヴァルガ国際ヴァイオリン・コンクールで4位入賞を果たし、ウィーンでリカルド・オドノポソフの薫陶を受けた。またプラハ音楽院でもアレクサンドル・プロチェクの指導を受けた。1971年にはモスクワ音楽院に留学してイーゴリ・オイストラフやレオニード・コーガン等の下で研鑽を積む。1975年からブラチスラヴァ音楽院で教鞭を執るようになり、1980年からはモーツァルテウム音楽院でも教えるようになった。録音はLPでOPUSに4枚存在する。1990年代からCDへの録音も数点存在する。当LPはデビューから2枚目のLPで1976/1978年のブラティスラヴァでの録音で1978年にリリースされた。女性らしいデリケートな表情を持つスタイルで決してバリバリ弾くタイプではない。控えめながら上品で綺麗な音を出すヴァイオリン奏者である。協奏曲より室内楽の方が合うかも知れない。パワーこそ小さいが繊細で美音は魅力がある。メンデルスゾーンは通常LPの片面に入るがシュピトコヴァーはタップリ時間をかけて、A面には第1/2楽章を入れ、第3楽章をB面に入れている。ショーソンの詩曲ははまり曲でシュピトコヴァーの魅力がたっぷりと感じられる演奏である。録音が少ないだけの奏者ではなく、独自の個性が薫る女性ヴァイオリン奏者!
スピトコワの在庫一覧へ
