商品コード:1360-030b[PANTON] V.ノイマン/ スメタナ:連作交響詩「わが祖国」(全6曲)
商品コード: 1360-030b
商品詳細:ノイマンの連作交響詩「わが祖国」はアナログ期に3回録音があったことが判明した。それも当PANTONレーベルの入荷で初めて分かった(2019年7月)。初回録音はETERNAのゲヴァントハウスo.との1967年録音。2回目が新事実の今回入荷したチェコpo.との1972年録音。そして3回目が今まで2回目としてきたSUPRAPHON:1110 2021-2の1975年、同チェコpo.とのクワドロフォニック録音ということになる。この1972年2回目録音はSUPRAPHONでは発売されず、入荷の少ないPANTONレーベルでの録音・発売だった為である。アナログの世界にこのような現象はよくあることで新事実が発覚したらすぐにお伝えの予定である。さてこの2回目録音は1972年プラハ芸術家の家(ルドルフィヌム)・ドヴォルザーク・ホールのSUPRAPHONスタジオで録音されており通常のSUPRAPHONと同様なのだがチェコスロヴァキア・テレビジョン所有の音源の為、発売権利はSUPRAPHONにはなくSUPRAPHONからは発売されず長らくお蔵入り音源であった。1981年頃になって初めてPANTONレーベルからリリースされた。驚くことに3回目の1975年録音とは演奏・音質ともに大きく異なる。これは初回ETERNA録音に匹敵するほどに素晴らしい内容。僅か3年早いだけだがこれは1975年録音を遥かに凌駕する録音と言える。スケールは大きく素晴らしいの一言に尽きる。尚毎年プラハで開催されるプラハの春音楽祭ではオープニングのスメタナの命日である5月12日に「わが祖国」が演奏されることが決まっていて実演でノイマンは1969年、1971年、1973年、1974年、1977年、1981年、1982年、1985年5月12日の計8回の演奏を行っていた。これはSUPRAPHONとは全く別の放送用録音。チェコの指揮者にとって「わが祖国」は録音とは関係なく実に身近な作品だった。この放送用録音がプラハの春音楽祭でのノイマンの実演に最も近いのではないかと想像できる。発売は3回目1975年録音が先になる。
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