商品コード:1360-041[COLUMBIA] H.v.カラヤン/ モーツァルト:交響曲29番, 交響曲38番「プラハ」

[ 1360-041 ] Mozart - Herbert von Karajan, Berlin Philharmonic Orchestra / Philharmonia Orchestra – Symphonies No. 29 In A Major, K.201 / No. 38 In D Major, K.504 "Prague"


通常価格:¥ 26,400 (税込)

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商品コード: 1360-041

作品名:モーツァルト:交響曲29番K.201 | 交響曲38番K.504「プラハ」
演奏者:H.v.カラヤン指揮ベルリンpo--.(K.201)/フィルハーモニアo.--(K.504)
プレス国:フランス, France
レーベル:COLUMBIA
レコード番号:SAXF 186
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・オリジナル】---紺/銀音符段付Stéréo, グルーヴガード厚手, 1960年頃製造分(初年度分)
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル】---両面紙ペラ, 横長金ステレオシール付(初年度分)
トピックス:【初入荷のフランスでのステレオ・オリジナル1】---29番:1960年2月29日/3月1日ベルリン・グリューネヴァルト教会, 38番:1958年9月1958年9月16/17日ウィーン・ムジークフェラインザール(遠征録音)でのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, 英国では1960年Columbia Graphophone Company Ltd. Hayes・Middlesex・Englandにてコピーライト登録・同年英COLUMBIA:33CX 1703/ SAX 2356(B/Sレーベル)にて初リリース, フランスでは1960年頃仏COLUMBIA:FCX 810/SAXF 186(紺/銀音符段付Stéréoレーベル・折返紙ペラ・ジャケット・ステレオシール付き)にて初リリース(当アイテム)→ステレオのみ1963年頃SAXF 810(紺/銀音符段なしStéréoレーベル・棒付厚手ボード・ジャケット入り)にて初リリース, SAXF 810は当社初入荷, SAX 2356は高額!, カラヤンの傑作録音の一つ!大推薦!演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:カラヤンの中ではレアな1枚。モーツァルトの交響曲の録音は多くない。入荷も少ないレア盤である。29番がベルリンpo.、38番がイギリスのフィルハーモニアo.。全く異なる音源のカップリングだが、殆ど違和感はない。英OLUMBIAらしい、ふっくらとした豊かな音。そして、カラヤンらしい優しげな表情。特に29番は、通常ならスピード感を出して成功させる曲だが、カラヤンは敢えておっとりと滑らかに仕上げた。38番はデモーニッシュな遅いテンポ、独特の表現が活きる。カラヤンはベルリン・フィルとモーツァルト:交響曲第29番を3回スタジオ録音している。COLUMBIA:1960年→DGG:1965年8月(スイス・サン・モリッツ、ヴィクトリアザール+33番)→DGG:1987年2月(+39番)。である。これが1960年の初回録音になる。交響曲第38番「プラハ」は、フィルハーモニアo.と1回、ベルリン・フィルと2回と計3回スタジオ録音している。1958年9月ウィーン(遠征録音)→1970年9月ベルリン・フィル→1977年2月ベルリン・フィル。38番はウィーンでのベートーヴェン:「ミサ・ソレムニス」の録音セッション(1958年9月12~16日)が予定よりも早く終了したため、16日の残り時間と17日に録音されたものらしい。ロンドン録音ではない。当初の計画にはない録音だった為か、ベルリン録音の29番と躊躇無くカップリングしたのだろう。2曲ともオケは異なるがロンドン録音ではないという点で共通している。DGGのカラヤンは願い下げとしたという辛口のアンチ・カラヤンの方にもこの録音はお勧めできる。何故ならカラヤンにしかできない大風呂敷を広げたようなスタイルでありながら堂に入った絢爛豪華でゴージャスな演奏であり、DGGのベルリンpo.では出せないリッチな音が贅沢にも出ている。この音こそ英国COLUMBIA系が誇る1960年頃までの黄金期のサウンドであるからである。これはモノラルでもステレオでも同様に言えることで英国プレスでなくともこのお金がふんだんに掛けられた音は歴史上ないのである。またレガートを多用したカラヤン節が何故かCOLUMBIA録音では嫌味が無くむしろ上品にさえ感じられるのである。このスタイルはクレンペラーへと伝承されるが、クレンペラーはここまで美意識をもってモーツァルトに対峙していない。良い意味でここまで重厚で美しいモーツァルトはこの時代のカラヤンにしか出来ない芸術であった。29番は正直なよなよした印象だが、これ以上レガートで引っ張り、曲を安定させた演奏は他にはないだろう。それらの点でここに収録された29/38番は唯一無二といえるカラヤンの至芸といって過言ではない!

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