商品コード:1360-053[COLUMBIA] L.フレモー/ マスネ:歌劇「ル・シッド」~バレエ音楽 他
商品コード: 1360-053
商品詳細:バーミンガム市立交響楽団は、1920年エルガーを指揮者に迎え発足。フランス人指揮者L.フレモーは、丁度この録音の頃(1971年)から、このオーケストラの首席指揮者となり、EMIに多くの録音を残した。このSTUDIO2レーベルは、Columbiaの名を最後まで留めたレーベルで、これ以降は全てHMVになる。音質は末期のオーディオ・ファイルで、かなり良い。効果音をふんだんに使い、ラテン系指揮者の腕前を見せつける演奏。英国のオケでも、指揮者次第で、これだけ明るく鳴らせる!指揮者ルイ・フレモー(1921 - 2017)はフランス・エール=シュ=ラ=リス生まれ。第二次世界大戦中はレジスタンス活動に協力した。レーニエ3世の依頼でモンテカルロ歌劇場管弦楽団(モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団)の首席指揮者を務めた後、1969年バーミンガム市交響楽団の音楽監督に就任。兼任で1969年から1971年までオーケストラ・フィルハーモニック・ローヌ=アルプス(現リヨン国立管弦楽団)の最初の音楽監督を務めた。1978年まで務めEMIに録音を残した。エイドリアン・ボールトも1924年 - 1930年と1959年 - 1960年の2回このオケの音楽監督を務めていた。2023年からは山田和樹が就任にしている。フレモーは同交響楽団の名声が高まるのを見届けた後、サイモン・ラトルに役目を引き継がせた。その後はシドニー交響楽団の首席指揮者に転任した。1960年代にERATOに録音を行っている。フランス人だけにフランス作品に関しては信頼がある。節度あるスタイルであるが、品位を保つスタイルであり、英国にフランス音楽を普及させる貢献を果たした。バーミンガム市交響楽団と多数のフランス音楽を録音している。演奏は1970年代にあって有機的であり、暖色系の豊かな音色が良い。ここではマスネの管弦楽作品を収録。英国人指揮者ではあり得ない選曲である。英国のオケにここまで柔らかく自然な雰囲気でフランス作品を語らせるフレモーの手腕が光る録音!バーミンガムは英国中部のウェスト・ミッドランズに属する都市でマンチェスターと並ぶ第2レベルの都市圏。ロンドンとリヴァプールを結ぶ線のちょうど中間点あたりに位置する。高音質録音・ステレオ・オーディオファイルLP!
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