商品コード:1360-063t[ETERNA] K.ズスケ(vn)/ ベートーヴェン:Vnソナタ全集-3/Vnソナタ6番, 7番

[ 1360-063t ] Karl Suske/Walter Olbertz Beethoven Violine Sonates No.6/7


通常価格:¥ 8,800 (税込)

¥ 8,800 (税込)      

数量

商品コード: 1360-063t

作品名:ベートーヴェン::Vnソナタ全集-3/Vnソナタ6番Op.30-1 | Vnソナタ7番Op.30-2
演奏者:K.ズスケ(vn)W.オルベルツ(pf)
プレス国:旧東ドイツ, Germany East
レーベル:ETERNA
レコード番号:826 020
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【旧東ドイツでのオリジナル】---黒/銀, グルーヴガード厚, 最古最厚プレス, 1970年製造分
ジャケット:【旧東ドイツでのオリジナル】---LBGツヤペラ長ステレオ
トピックス:1968年11月/12月ドレスデン・ルカ教会スタジオにてステレオ録音, 音響技師:Eberhard Richter, プロデューサー:Eberhard Richter(兼任), 1970年VEB Deutsche Schallplatten Berlin DDR にてコピーライト登録・同年ETERNA:826 020(当装丁)にて初リリース, 1968年9月~1969年6月の全曲録音のVol.3, Vol.1→5:826 004/13/20/26/33, 長ステは最初の3枚のみ存在, LBG:Ludwig van Beethoven Gesamtausgabe-III 12, ライナーノーツ:Hans Gunter Hoke, これは初年度リリース分オリジナル, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:1969年技師E.リヒターにより録音。ベートーヴェン大全集の一つとして出された。全5枚で全曲録音。これは全集録音の6/7番というカップリング。日本で人気が出るまで、欧州では殆ど無名に近かったヴァイオリニスト。特に英・仏ではほとんど知る人もいないという状況だった。日本人の審美眼は、世界一と言っても良い。ズスケは、天性の鈴の音のような美音と、天真爛漫な自然体で、過去のイメージを根底から塗り替える程の解釈を残してくれた。1968年9月~1969年6月の全曲録音のVol.5(最後の番号)にあたる。5枚中で最も入荷の少ない番号である。カール・ズスケは1934年旧ドイツ領ズデーテン地方ライヒェンベルク(現チェコ領・リベレツ)の生まれである。ズスケ一家は第二次世界大戦後のドイツ人追放を受け、1946年旧西ドイツのテューリンゲン州のグライツに移ることになる。当初はオーケストラ団員だった父フランツ・ズスケから音楽の手ほどきを受けたが、移住後は当地のコンサートマスター、ヴィリー・ブライスに師事する。1948年からヴァイマル音楽大学で、1951年からはライプツィヒ音楽大学でゲルハルト・ボッセに師事。1954年首席ヴァイオリン奏者としてライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団に入団、1956年第2コンサートマスターに転じ、1959年にはヨアヒム・ハンチュクの後任として第1コンサートマスターに昇格。また室内楽活動では1955年からはホルスト・ザンネミュラーに代わり、ゲヴァントハウスQt.の第2ヴァイオリン奏者を務め、1962年にはメンバーとして国家賞を受賞している。ズスケはここから旧東ドイツ地域で一目置かれるヴァイオリン奏者となる。その後1965年のベルリンでズスケQt.を結成、またソリストとしてモーツァルトとベートーヴェンのVnソナタ全曲録音に取り組む。1967年~1972年までにモーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ全集、1968年9月~1969年6月までベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集をW.オルベルツ(pf)とステレオ録音した。ベートーヴェンはモーツァルトより1年遅れて始まったが、1年で完成し、モーツァルトより先に終了する。この時期からズスケはソリストとして、ズスケQt.のリーダーとして猛烈な勢いで録音を残す。録音は全てドレスデン・ルカ教会スタジオで行われた。録音の良さと、演奏の素晴らしさと相まってカール・ズスケの地位は旧東独では不動のものとなるが、西側ではまだ知る人も少なかった。真っ先にカール・ズスケの音楽性に気付いたのは日本である。日本からのオファーで3曲(ラズモフスキー3曲)録音があった、ベートーヴェン弦楽四重奏曲は、1975年から再開され弦楽四重奏曲全曲録音へと繋がることになる。それもベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全集があったからだろう。日本で最も評価されたカール・ズスケはNHK交響楽団の客演コンサートマスターとしても来日を重ねた。2025年時点で91歳で存命である。現在、長女コルネリアはゲヴァントハウス管弦楽団の首席ハープ奏者、長男コンラートは副第一コンサートマスターをそれぞれ務めている。

ズスケの在庫一覧へ






【特設ページへ移動】







SACD特設ページ

  ex-Twitter


 Facebook


 Instagram


official blog