商品コード:1359-038[HMV] C.クーリー(va) A.トスカニーニ/ ベルリオーズ:イタリアのハロルド

[ 1359-038 ] Berlioz - Toscanini, N.B.C. Symphony Orchestra – Symphony "Harold In Italy"


通常価格:¥ 7,700 (税込)

¥ 7,700 (税込)      

数量

商品コード: 1359-038

作品名:ベルリオーズ:イタリアのハロルドOp.16
演奏者:C.クーリー(va)A.トスカニーニ指揮NBCso.
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:His Master's Voice
レコード番号:ALP 1438
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのオリジナル】---金大ニッパー段付, グルーヴガード厚手, 1956年頃製造分
ジャケット:【英国でのオリジナル】---コロネーション・ラウンド折返両面コートペラ"aka scalloped" (ホタテ貝の意味)
トピックス:【英国盤は初入荷の希少タイトル!】---1953年11月28-29日ニューヨーク・カーネギーホールでのモノラルNBC放送用録音, 録音詳細不明, 米国では1956年米RCA:LM 1951(アズキ/銀ニッパー浅中溝レーベル)にて初リリース, 英国では1956年His Master's Voice:ALP 1438(当装丁)にて初リリース, フラット盤は存在しない, これは英国での初年度リリース分オリジナル, 英国盤は初入荷の希少タイトル!, 1939年にプリムローズとの旧録音がある(LP未発売)

商品詳細:トスカニーニが「イタリアのハロルド」を録音していたとは驚きである。特に英国盤は30年間で初めてお目にかかるプレス。既にフラット盤は終了し、段付きレーベルが始まる最初の1956年のプレスである。ジャケットは古めかしくコロネーション・デザインのペラ・ジャケットに入る。これは1953年の2回目録音で1939年にプリムローズとの旧録音がある(LP未発売)。「イタリアのハロルド」はヴィオラ独奏付きの4楽章の交響曲とされ、協奏曲ではない交響曲扱いの曲である。幻想交響曲とほぼ同時期の作品であるが、知名度には雲泥の差がある。ベルリオーズの回想録によれば、この曲は、ストラディヴァリウスによるヴィオラの銘器を入手したパガニーニの依頼らしい。第1楽章を書き上げたベルリオーズは、それをパガニーニに見せた。パガニーニは、ヴィオラ独奏部を見て不満をもらし依頼はキャンセルとなった。途中まで曲を書いたベルリオーズは独奏ヴィオラを伴った交響曲として最後まで完成させることにした。この逸話にあるように、第1楽章ではヴィオラ独奏が活躍するが、楽章が進むにつれヴィオラの出番が少なくなってゆく特異な構成になっている。初録音は1944年にウィリアム・プリムローズのヴィオラ、セルゲイ・クーセヴィツキーの指揮、ボストン交響楽団の演奏で行われた。プリムローズはこの曲の演奏が珍しかったこの時代、アルトゥーロ・トスカニーニにこの曲を完璧に手の内に入れておくよう言われ、それ以降この曲の演奏の初期のスペシャリストとして活躍した。トスカニーニ自身も、1929年から1953年の間に5回もコンサートで取り上げている(内2回がプリムローズとの演奏)。作品としての完成度は高く、トスカニーニが無視するはずはない。ここでのヴィオラはカールトン・クーリー(1898- 1981)でニュヨーク生まれ。 1937年から1954年まではアルトゥーロ・トスカニーニ在任中、NBC交響楽団の首席ヴィオラ奏者を務めた。1954年、トスカニーニの引退に伴い、クーリーはユージン・オーマンディ指揮のフィラデルフィア管弦楽団のヴィオラセクションに参加し、1956年にハリー・ザラツィアンの後任として首席ヴィオラ奏者に任命された。彼は1963年に引退するまでフィラデルフィア管弦楽団に在籍した。

トスカニーニの在庫一覧へ






【特設ページへ移動】







SACD特設ページ

  ex-Twitter


 Facebook


 Instagram


official blog