商品コード:1359-041[HMV] A.ボールト/ エルガー:エニグマ変奏曲, 「子供の魔法の杖」第1組曲
商品コード: 1359-041
商品詳細:エイドリアン・ボールト( 1889- 1983)といえばホルストの組曲『惑星』のスペシャリストとしての顔が真っ先に浮かぶが、実はエルガーの「エニグマ変奏曲」のスペシャリストという側面もある。ボールトは4種の「エニグマ変奏曲」がある。1.1936年 BBC交響楽団→2.1953年 ロンドンフィル→3.1961年 ロンドンフィル→4.1970年 ロンドン交響楽団である。1961年にはステレオ盤があるので注目されるが、1953年モノラル録音は最初のLP録音で存在すら知られていない。日本で知られているのは最後の1970年録音である。ボールトはエルガーと個人的名親交もあり、これだけ「エニグマ変奏曲」に情熱を傾けたのだろう。ボールトはどんな曲を演奏しても地味である。従って派手さが求められるホルスト:惑星が何故ここまで有名になったのだろうか? サージェントの方がよほどダイナミックである。しかしボールトには地味ながら味わいというモノが醸し出す良さがある。「エニグマ変奏曲」などはこの味わいが重要になってくる。「エニグマ」とはギリシア語で、「なぞなぞ」「謎かけ」「謎解き」といった意味である。二部形式による主題に、14の変奏曲で構成される。この14は14人の「友人」たちが描かれているらしい。ボールトの「エニグマ変奏曲」こそ原点であり、これがLP期における最初の録音と思われる。B面の 「子供の魔法の杖」は元々管弦楽曲で第1組曲が7曲構成、第2組曲が6曲構成の管弦楽曲組曲である。ここでは第1組曲を収録。エルガー自身が指揮したSP録音も存在するらしい。ボールトのと録音はLP期の最初期録音である。録音は少ないがほのぼのとした親しめる作品である。入荷の少ない希少タイトル!少々難解な「エニグマ変奏曲」より親しみやすさがある。
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