商品コード:1359-053b[HMV‎] L.グーセンス(ob)/ Ob協奏曲集/R.シュトラウス, チマローザ, スカルラッティ:Ob協奏曲1番

[ 1359-053b ] R. Strauss / Cimarosa / Scarlatti, Leon Goossens – Oboe Concertos


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商品コード: 1359-053b

作品名:Ob協奏曲集/R.シュトラウス:Ob協奏曲 ニ長調 | チマローザ(A.ベンジャミン編):Ob協奏曲 ハ短調, D.スカルラッティ(G.ブライアン編):Ob協奏曲1番ト長調
演奏者:L.グーセンス(ob)A.ガリエラ指揮フィルハーモニアo.--(R.シュトラウス), M.サージェント指揮ロイヤル・リバプールpo.--(チマローザ), W.ジュスキント指揮フィルハーモニア弦楽o.--(D.スカルラッティ)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:His Master's Voice ‎
レコード番号:CLP 1698
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【英国でのLPのオリジナル】---黒/赤切手ニッパー, グルーヴガード厚手, 1964年頃の製造分(LPの初年度分)
ジャケット:【英国でのLPのオリジナル】---三方折返表コートペラ
トピックス:【入荷の少ない希少タイトル!】---3曲とも1947年ロンドン(チマローザはリヴァプール?)でのSP録音, それぞれの曲にSPが存在する(番号不明), 1964年頃3曲がLP復刻されHis Master's Voice:CLP 1698(当装丁)にて初リリース, これは初年度リリース分オリジナル, 入荷の少ない希少タイトル!

商品詳細:英国のオーボエ奏者といえば真っ先に浮かぶのはレオン・グーセンス(1897- 1988)であろう。英国リヴァプール生まれ。父はベルギー系イギリス人の作曲家ウジェーヌ・グーセンス、兄は指揮者のユージン・グーセンス Jr.、妹のマリー、シドニーは共にハープ奏者という音楽一家に生まれる。グーセンスはロンドンの王立音楽院で学び、幾つかのオーケストラで首席を務めたが、後年は常設ポストに就かず、ソロ活動を中心とした為、SPレコード時代から多くの録音を遺している。基本的にオーケストラ楽器であるオーボエの、ソロの面での可能性を追求した演奏家として、20世紀前半を代表する存在である。多くの作曲家に作品を委嘱し、現代の演奏家の定番となっているものも多い。グーセンスの演奏や録音で広まり認知された曲は多く、オーボエ奏者の父のような存在といえる。ここには1947年にSPで録音された3曲のオーボエ協奏曲を収録。3曲とも指揮者、オケが異なる。これら3曲は英国での初録音の可能性が高い。R.シュトラウスはオリジナル作品だが、チマローザとD.スカルラッティは編曲作品である。チマローザはアーサー・ベンジャミン(Arthur Benjamin)による編曲でクラリネット版やピアノ伴奏版も存在する。楽譜はBoosey & Hawkes(ブージー&ホークス)から出ている。原曲は不明。最後のD.スカルラッティの曲は鍵盤ソナタ K.5、K.9、K.208の3曲からゴードン・ブライアン(Gordon Bryan) が協奏曲へと大胆な編曲を行った作品で、ソナタから出来上がった曲としてはなかなか面白く、殆ど新たに作曲したに等しい。これら編曲作品も今ではオーボエ奏者の重要なレパートリーになっている。1947年のこれら古い録音のお蔭という他はない。古いSP音源だが音質は通常のモノラル録音と大差無いレベル。レオン・グーセンスはLP録音もあるが本領はSPであり、SP時代のオーボエ奏者である。やや硬めのよく通る音色で、日本のチャルメラを連想させる。伝説のホルン奏者、デニス・ブレイン( 1921 - 1957)より24歳年長で、デニスの父でホルン奏者のオーブリー・ブレイン(1893-1955)の4歳下である。

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