商品コード:1359-057t[HMV] K.コンドラシン, G.ロジェストヴェンスキー/ ショスタコーヴィチ:交響曲2番「十月革命」, プロコフィエフ
商品コード: 1359-057t
商品詳細:His Master's Voiceではメロディア音源を独自のカップリングで赤/黒ニッパー・MELODIYAレーベルにて発売してきた。特にロジェストヴェンスキーの音源は多く取り上げられた。ライセンス製造なのだが、英国EMIのものは流石に品質が高く、MELODIYAオリジナルにも見劣りしない高品質である。ここではMELODIYAで別々にリリースされた3曲がカップリング。コンドラシンのショスタコーヴィチ:交響曲2番は1972年の録音で全曲録音の一つ。プロコフィエフ:スキタイ組曲は1974年録音。最後のロジェストヴェンスキーによるプロコフィエフ:カンタータ「彼らは7人」は1970年の録音でそれぞれ別々のMELODIYA盤でリリースされている。キリル・コンドラシンとモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団によるショスタコーヴィチ:交響曲全集は特に有名で、2番は「十月革命に捧げる」との副題が付いた作品でアジプロ局からの委嘱により「十月革命10周年記念日をたたえるため」作曲された。当時の前衛的手法と合唱が用いられており、楽章構成を破棄した単一楽章の形式、無調・27声部におよぶウルトラ対位法などの技法が使われた。曲中にはいくつかのエピソードが散りばめられており、その内の一つではショスタコーヴィチがリティニー大通りで少年が殺されるのを見た際に抱いた個人的な印象の表明が試みられている。合唱は、曲の後半部分において、工場のサイレンとともに始まる。これを「労働者の勝利のモチーフ」と考える説もある。この曲は、革命10周年を記念するコンクールで第1位に選ばれ、また初演でも高く評価された。混声四部合唱を必要とするため、管弦楽だけの曲に比べると演奏頻度が低くなる。やはりコンドラシンの演奏の信頼度が高いだろう。
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