商品コード:1358-037[PHILIPS] G.シフラ(pf) / ショパン:ワルツ集/ワルツ1~14番

[ 1358-037 ] Chopin-Cziffra-Les-14-Valses


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商品コード: 1358-037

作品名:ショパン:14のワルツ/第1番 「華麗なる大円舞曲」 Op.18--第2番 Op.34-1--第3番 Op.34-2--第4番 Op.34-3--第5番 Op.42--第6番 「小犬のワルツ」 Op.64-1 | 第7番 Op.64-2--第8番 Op.64-3--第9番 「告別」 Op.69-1--第10番 Op.69-2--第11番 Op.70-1--第12番 Op.70-2--第13番 Op.70-3--第14番 Op.Posth KK.IVa/15
演奏者:G.シフラ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:PHILIPS
レコード番号:835 147 LY
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:8/7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのステレオ・第2版】--ピンク/黒HI-FI STEREO2重内溝, 外周3cmの低い盛上り(カマボコ)あり, 厚手(グルーヴガード厚手以前の厚手盤・端はナイフエッジに近い), 1964年製造分
ジャケット:【フランスでのステレオ・オリジナル】---三方開両面厚紙背緑布貼
トピックス:1962年パリ・Studio des Dames, Paris・でのモノラル/ステレオ録音, 録音詳細不明, オランダでは1962年N.V. Philips Phonografische Industrieによりコピーライト登録・同年PHILIPS:A 02266 L/835 147 AY(アズキ/銀HI-FI STEREOレーベル)にて初リリース, フランスでは1962年頃仏PHILIPS:L 02266 L/835 147 LY(ピンク/黒HI-FI STEREO外溝レーベル・当ジャッケット入り)にて初リリースと思われる(未確認)→1964年頃同一番号・ピンク/黒2重内溝HI-FI STEREOレーベル・当ジャッケット入り(当アイテム)→1970年代に6515 004に番号変更, これはフランスでのステレオ・第2版と思われるがピンク/黒HI-FI STEREO外溝レーベルは未確認で存在しない可能性もあり・その場合当盤が自動的にステレオ・オリジナルとなる, 1978年にEMI系に2回目録音・2C 069-10013あり

商品詳細:1956年の冬、パリへの衝撃のデビューを飾ったシフラ。彼を見出し、また彼の友人でもあるパテ社のプロデューサーN.ガムソンは、1961年パテ社からPHLIPSへ転職、シフラも彼を追って移籍した。ところが大きな投資をかけてきたパテ社は裁判を起こし、PHILIPSは録音済みの曲の新録音ができなくなる。そこでPHILIPSはショパンのソロ曲に狙いを定め、真っ先に選ばれたのがこのワルツ集だった。小刻みにテンポを操り、メリハリを効かせたタッチは個性的で、攻めのピアノ。いずれにしろPHILIPSへのショパン:ワルツ集はこれが最初の録音である。ジョルジュ・シフラ( 1921 - 1994)はハンガリー・ブダペストにてロマの家系に生まれ、ブダペストのフランツ・リスト音楽院に入学し、エルネー・ドホナーニらに師事。ソ連軍の収容施設に捉えられた末に祖国に戻り、様々な苦難の末、パテ社のプロデューサー、N.ガムソと共に1956年パリに到着することで彼の運命は大きく変わることになる。パリデビューで熱狂的な歓迎を受け、多くの録音をPathé Marconiに残した後、1961年PHILIPSに移籍してから最初の録音がこのショパンのワルツ集であった。リスト弾きとして名を馳せたシフラだったが裁判の判決の通り、彼はパテで録音した得意のリスト作品の再録音がPHILIPSではできない。その為、ショパンなどの作品が多くなり、リスト弾きから何でも出来る普通のピアニストとしての道を歩まざるを得なくなった。とはいっても剛腕のパワーと驚くほどの早業で指を回す怪物ピアニストが安全運転で弾いたショパンは出来が違う。その醍醐味を一度知ってしまうと、ヘビー級ピアニストの力を心底味わうことになる。もはや情感や表情が二の次に思えるほどの絶大なパワーの前に曲目さえ何の曲なのかわからなくなるほどの圧倒感のあるピアノである。こんな風にワルツを弾けるピアニストは多くはない。

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