商品コード:1357-004[Chant du Monde] M.ロストロポーヴィチ(vc) D.ショスタコーヴィチ(pf) / ショスタコーヴィチ:Vcソナタ

[ 1357-004 ] Chostakovitch - Mstislav Rostropovitch, Dimitri Chostakovitch – Sonate Pour Violoncelle Et Piano


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商品コード: 1357-004

作品名:ショスタコーヴィチ:VcソナタOp.40
演奏者:M.ロストロポーヴィチ(vc)D.ショスタコーヴィチ(pf)
プレス国:フランス, France
レーベル:Le Chant du Monde
レコード番号:LDS 8237
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:10インチ, 25cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:
レーベルタイプ:【フランスでのオリジナル】---クリーム/黒外溝, カマボコ, 厚手(グルーヴガード厚手以前の厚手盤)
ジャケット:【フランスでのオリジナル】---折返表コートペラ
トピックス:【入荷の少ない希少タイトル】---1956年頃モスクワ放送局スタジオでのモノラル録音, 旧ソ連では1957年MELODIYA:Д 4102(プレ・メロディア前期レーベル)にて10"で初リリース, フランスでは1959年頃Le Chaut de Monde:LDS 8237(当装丁)にてライセンス製造にて初リリース, Д 4102は当社未入荷の希少タイトルで当フランス盤も入荷2度目の希少盤, これは初年度リリース分のフランス・オリジナル, 1959年/1960年録音説があるがMELODIYAの発売年と矛盾するので誤り又は別録音と思われる, ロストロポーヴィチは1964年6月14日オールドバラでベンジャミン・ブリテンと再録音しておりこれが初回録音

商品詳細:メロディア録音だが、このLe Chant du Mondeの音も実に良い。作曲者本人がピアノを受け持つ。この両者の迫真の演奏から熱気がムンムン伝わってくる。静かな曲だが、内なる情熱は凄まじい。ロストロポーヴィチは実に雄大で、これ以上何が要るかと思うほど。ピアノはこの曲の意味をサポートするがごとく、指揮者のごとく起伏に富んだ弾き方で、両者渾然一体となった芸術に飲み込まれるようだ。VcソナタOp.40は1934年の作で、作曲のきっかけは元ボリショイ劇場の首席チェリストであったヴィクトル・ルヴォヴィチ・クバツキーの勧めであった。初演は同年の12月25日にレニングラード音楽院小ホールでクバツキーのチェロとショスタコーヴィチのピアノによって行われ、クバツキーに献呈された。尚、第1楽章は2日で書き上げたと伝えられている。初期の実験的な作品群から自己のスタイルを確立する中期への過渡期に位置する作品は、意外なまでの旋律性に満ちている。20世紀のチェロ作品の代表的な名作の一つと考えられ、悲劇性とパロディと抒情性が渾然一体となっていることが窺える。古典的な構成と現代的な感覚が融合し、ショスタコーヴィチならではの暗い情感を漂わせた歌がチェロによって奏でられる。第2楽章は印象的な箇所が多く、現代のチェリストの重要なレパートリーとなっている。また、冒頭の美しい旋律をはじめ、フラジオレットのグリッサンドによるアルペッジョという珍しい奏法が面白い効果を上げている。意外なほど抒情的なメロディで始まる曲でチェロ好きには重要な曲の一つだろう。

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