商品コード:1357-057[Electrecord] I.ヴォイク(vn)/ Vn協奏曲/メンデルスゾーン, ヴィエニャフスキ:2番
商品コード: 1357-057
商品詳細:モノラルだがかなりリアルな弦の音に、これを入手された方は、満足いただけると確信する。ヴォイクはDECCA社にもメンデルスゾーンの録音がSXLである(ブルゴス)。これは、それ以前の録音だろう。1925年生まれのルーマニアの最も優れたヴァイオリニストの一人で、張りのある弾けるような弦の立ち上がり、ビロードのようにリッチな音色。どれをとっても愛すべき人だ。全て買いでもはずれなし!! Vn好きを驚かせる稀な一枚!! イオン・ヴォイク( 1923 - 1997)はルーマニア・ブカレスト生まれのヴァイオリン奏者。4歳からヴァイオリンに興味を持ち、ガラベット・アヴァキアンとヴァシリー・フィリップにヴァイオリンの手ほどきを受けた。14歳の時にブカレスト音楽院へ入学してコンスタンティン・ニクレスクのクラスでヴァイオリンを学び、1940年に卒業した。ルーマニア放送管弦楽団に団員として籍を置いたが、来演したウィレム・メンゲルベルクにソリストとしての才能を見出される。1946年にはルーマニア国内で開かれた音楽コンクールで優勝し、ジョルジェ・エネスクの薫陶を受けることとなった。1954年にはアブラム・ヤンポリスキーの下でさらなる研鑽を積んだが、ヤンポリスキーの没後はダヴィッド・オイストラフに師事している。1957年には帰国し、ルーマニアを中心に演奏活動を展開。1964年にはルーマニアの国務院より人民芸術家の称号を贈られた。1965年にはカーネギー・ホールでアメリカ・デビューを果たしている。1969年にはブカレスト室内管弦楽団を創設して指揮者としても活動し、1973年から10年間にわたってジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を歴任した。東欧圏以外にDECCAにも数点の録音を残す国際派である。これは地元録音の代表作!細身で切れ味の良い弦が印象的。表情は思いのほか豊かで歌謡性が強い!
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