商品コード:REG-3881[露MELODIYA] R.バルシャイ/ 「ヴィヴァルディ:協奏曲集」

[ REG-3881 ]


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商品コード: REG-3881

作品名:「ヴィヴァルディ:協奏曲集」協奏曲ト短調RV577「ドレスデンのオーケストラのために」, 室内協奏曲 ト短調 RV103, 2Vnのための協奏曲 RV 514, Vc・Fg・Cembのための協奏曲 ホ短調 RV409
演奏者:R.バルシャイ指揮モスクワ室内o.P.レイファ, A.アブラメンコ(vn)A.ヴァジリエワ(vc)A.ラッツバウム(fl)Y.ネパロ(ob)V.ボゴラード(fg)M.ムンチャン(cemb)
プレス国:
レーベル:露MELODIYA
レコード番号:CM 02737
M/S:S
枚数・大きさ:
評価/レコード:A7/6
評価/ジャケット:
キズ情報:未洗浄, A面12/4h:極小で数回出る点, B面3h:小8回出る点, 12h:微かに感じるスレ, 他極小で数回出る点あり, 軽度リングウェアあり
レーベルタイプ:
ジャケット:
トピックス:ピンクSL GG, 紙, '70年代プレス, 再版(DLがオリジナル), 内容非常に良い, GOST-73

商品詳細:1971年頃バルシャイ指揮モスクワ室内オーケストラによって録音されたヴィヴァルディの協奏曲4曲。当時旧ソ連でヴィヴァルディが演奏されることは多くなかったと思われる。そのような環境の中で1955年にルドルフ・バルシャイにより国内のコンクール入賞者などをメンバーにして設立されたのがモスクワ室内管弦楽団である。設立当初の名前はモスクワ室内管弦楽団で、多くのバロック作品、モーツァルトの交響曲、協奏曲、ヴィヴァルディ、ウィーン古典派、そしてストラヴィンスキーやショスタコーヴィチ、ヴァーインベルグなどの旧ソ連での初録音を手掛けた。1969年にショスタコーヴィチの交響曲第14番「死者の歌」を初演するなど、当時のソ連を代表する室内オーケストラとして知られたが、やはりモスクワ室内オーケストラの特徴はバロック作品の演奏、普及に大いに貢献した点だろう。ここではモスクワ室内オーケストラのソリストたちを万遍なく参加させて4曲のヴィヴァルディの協奏曲を収録している。時代考証などの点で西側の同時代と比較すれば同水準とまでいかない部分もあるにはあるが、当時としてはハイレベルな演奏であることは確かだろう。バルシャイは学術的な時代考証より、ソリストたちに存分に歌わせ、なおかつヴィヴァルディらしい雰囲気に仕上げた意欲作であるといえる。当時旧ソ連の人々はバルシャイ指揮モスクワ室内オーケストラによってバロック作品に親しんでいったことは間違いないだろう。旧ソ連で牽引者の役割を果たしたわけである。今の耳にも決してプアーな演奏ではない。音の密度の高いハイレベルの演奏と言える。1曲目の協奏曲 ト短調『ドレスデンのオーケストラのために』は献呈先であるドレスデンのオーケストラ、ドレスデン宮廷管弦楽団は当時、ヴィヴァルディの親友であるピゼンテルが監督を務めていた。こうしてヴィヴァルディとドレスデンのオーケストラとの親接な関係が出来上がった。独奏はヴァイオリン、リコーダー2、オーボエ2、ファゴットで合奏はヴァイオリン2、ヴィオラ、通奏低音とされているが、今でも厳密に規定通り演奏した録音は多くない。ヴィヴァルディの録音は指揮者やレコード会社の都合に合わせて編成が変えられ、編曲されることも多い。これは1971年当時としてはよくできた録音であるといえる。

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