商品コード:1356-051p[MUZA] R.マルシアーノ(pf)/ ショパン:Pf作品集/フーガ イ短調, 夜想曲20番 他
商品コード: 1356-051p
商品詳細:ロザリオ・マルシアーノ(1944-1998)はベネズエラのカラカスで生まれたピアニスト、音楽学者、教師。地元のホセ・アンヘル・ラマ音楽学校を経て1962年からウィーン音楽院でイェルク・デムス、パウル・バドゥラ=スコダ、アルフレッド・ブレンデル、ハンス・カーンの各氏にピアノを学ぶ。一時期、師のカーンとは婚姻関係にあり、デュオでの活動も行っていた。音楽学者として女性作曲家の作品の紹介にも熱心に取り組み、1981年にはウィーンで「作曲家としての女性」音楽祭を主宰し、ウィーンのアルテ・シュミーデや音楽協会などで女性作曲家の肖像画を展示する等の催しを企画した。1991年にはウィーン夏期音楽祭で「モーツァルトの周辺の女性たち」と題する展覧会も企画している。1994年から母校のウィーン国立音楽大学でピアノを教えた。彼女は6歳で初のソロコンサートを開き、9歳で初のオーケストラとのコンサートを行った神童である。彼女は歴史的ピアノ (フォルテピアノ)で録音した最初のピアニストの一人で、 1970 年代初頭にはシューベルトのピアノ曲のリサイタルを録音した。彼女の膨大なディスコグラフィーには、セシル・シャミナードのピアノと管弦楽のためのコンセルトシュテュック作品 40、ジェルメーヌ・タイユフェールのピアノと管弦楽のためのバラードなど、滅多に聴かれることのない女性作曲家の作品の録音も含まれているほか、アガート・ベッカー・グロンダール、エイミー・ビーチ、 テレサ・カレーニョ、クララ・シューマン、インゲボルク・フォン・ブロンサート、プロイセンのアンナ・アマーリア王女、カテリーナ・チッビーニ=コゼルフ、ファニー・メンデルスゾーン、マリア・アガタ・シマノフスカの作品も録音されてる。彼女は、オーストリアのベネズエラ文化協会 VenKultur の協力により、 ウィーン国際ピアニスト協会からロザリオ・マルチャーノ賞を授与され、その功績を讃えられている。さてポーランドとは関係がなさそうなマルシアーノが何故MUZAに録音があるのか全く不明。当時夫のハンス・カーンと演奏旅行で訪れた際の録音ではないかと思われる。B面1曲目の変奏曲ではハンス・カーンとの連弾を披露。ラテン人であるマルシアーノのショパンをポーランドの人々はどう感じただろうか?演奏は上手いの一言に尽きる!
マルシアーノの在庫一覧へ

関連カテゴリ