商品コード:1351-027[RCA] A.ルービンシュタイン(pf)/ ベートーヴェン:Pf協奏曲5番「皇帝」

[ 1351-027 ] Beethoven - Rubinstein · Krips · Symphony Of The Air – Concerto No. 5, In E-Flat, Op. 73 ("Emperor")


通常価格:¥ 22,000 (税込)

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商品コード: 1351-027

作品名:ベートーヴェン:Pf協奏曲5番Op.73「皇帝」/--1st Movement - Allegro-- | -- 2nd Movement - Adagio Un Poco Mosso-- 3rd Movement - Rondo, Allegro
演奏者:A.ルービンシュタイン(pf)J.クリップス指揮シンフォニー・オブ・ジ・エア
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:RCA
レコード番号:SB 2015
M/S:ステレオ, stereo
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A : 軽度のラミネートはがれあり・補修済み
キズ情報:A面3時に極小~微かに13回出るスレあり
レーベルタイプ:【英国でのステレオ・オリジナル】---赤/銀サークル2本線中溝LIVING STEREO, 12時にラウンドRed Seal〇塗潰RCA, 6時に▼33 下にMade in Great Britain(外周ラウンド銀文字)., 2時に "Srereo Orthophonic"High Fidelity, グルーヴガード厚手, Rights Society:Hawkes, Ⓟ1958 (Recording first published), Tax Code:U/T(1958年10月~1959年4月を示す)・最古, スタンパー/マトリクス:J2RY-3516-2K/J2RY-3517-2K (ストレート小文字スタンパー・RCA/DECCAタイプ), RCA規格の英国・ステレオ製造を示すJ2RY***で始まりレコード番号を含まない米国型英国専用マトリクス使用, 補助マトリクス (3時):U/H, 再補助マトリクス(9時):1/2B, 英国DECCAプレス, 1950年代のRCAスタンパーを用いた1958年頃の製造分, 旧番号存在せず, 英国ステレオにこれより古いレーベル存在せず, 英国での最古レーベル・最厚プレスである, 更に古いマトリクス存在せず(2K/2Kが最古), モノラル存在する, RIAAカーヴである, カッティングマスター:イニシャルKは Anthony Hawkins(アンソニー・ホーキンス)を示す, 米RCA音源の英RCA製作DECCAプレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant.New Malden.Surrey, U.K., 英国でのステレオ・オリジナル, original for stereo in UK.
ジャケット:【英国でのステレオ・オリジナル】---表コートペラ, 6時に黒色ベースにカラー3色矢印LIVING STEREOロゴ, 7時に黒ベース□〇RCA 33 1/3 R.P.M. RED SEAL 枠下に"Srereo Orthophonic" High Fidelity Recording, 表記されたジャケット番号:SB-2015(LSC-2124), Price Code:なし, 背文字:なし(初期の証拠)・裏面にあり, ⓅなしⒸ1957, ジャケ裏年号:E.L.D. 12/58, 当社入荷履歴上の最古裏年号/存在が確認された年号:E.L.D. 12/58(英国では当ジャケットである・一致), 製作:The Decca Record Company Limited. London., 印刷:E.J.D---JErnest J. Day & Co.Ltd. London, 英国ステレオでこれより古いステレオジャケット存在せず, 英国でのステレオ・オリジナル, original for stereo in UK.
トピックス:【SB 2015は希少!】---1956年12月14日米国ニューヨークでのモノラル/ステレオ録音, 録音技師:不明, プロデューサー:不明, 米国では1957年Radio Corporation of Americaによりコピーライト登録・同年モノラルがRCA:LM-2124(アズキ/銀SD中溝レーベル・グルーヴガード厚手盤・厚紙ジャケット入り)にて初リリース, 1958年ステレオ:LSC-21241(赤/銀SD中溝レーベル・グルーヴガード厚手盤・厚紙ジャケット入り)にて初リリース, 英国では1958年英RCA:RB 16045/SB 2015(当装丁)にて初リリース, これは英国での初年度リリース分ステレオ・オリジナル!, A.ルービンシュタイン(pf)による3回ある全集録音の初回録音の一つ!, SB 2015は希少!, ステレオ・オーディオファイルプレス(SXL・ED1初期と同等)!, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★+

商品詳細:ルービンシュタインのベートーヴェンPf協奏曲全集は大きく分けて1956年のJ.クリップス指揮シンフォニー・オブ・ジ・エア(モノラル/ステレオ)と1963-7年ラインスドルフ/ボストンso.(ステレオ)の2種がある。その後1975年頃バレンボイム/ロンドンpo.と3度目の全集がある。2/3/4番はSP期の別録音がある。これは最初の1956年ステレオを含む全集の一つである。SP期に5番の録音はなく.クリップス指揮が初回録音となる。シンフォニー・オブ・ジ・エアは旧NBC so.が発展したオケで、トスカニーニが率いていた楽団と同じ。トスカニーニの死後、TV局に見離され自主運営で活動していたが経営に行き詰まり数年後に解散。トスカニーニあっての楽団だったことが明白となった。この時期のルービンシュタインは録音時に「私のピアノの音は全て聴こえなければならない」とクリップスに抑え目に伴奏させ、自分はガンガン鳴らすことを譲らなかったとか。その為ソロは非常にくっきりと、しかも思う存分ルービンシュタイン節を聴かせる。そういう点では次のラインスドルフとの録音より優れている。録音もオンマイクで非常に良い。RCAでは既にステレオが始まっておりモノラル/ステレオ両方が発売された。この時期のステレオ・ジャケットはトレードマークとなった2つのにスピーカーから3色の矢印で表現された◁ LIVING STEREO ▷のロゴが付き、遠くからでもRCAのステレオ盤であることが一目で分かるようになっている。1980年前後は世界的に◁ LIVING STEREO ▷が大人気となり、今はなりをひそめた米国盤の◁ LIVING STEREO ▷が信じ難いほどの高額で販売されていた。今考えるとあれはバブルのようなブームだった。中でもハイフェッツとルービンシュタインは花形であり、このレコードなどは当時のスターダムのLPであった。今なら米国盤は当時よりずっと安価に購入できるが英国ステレオ盤は例外で、良いものが急に廃れることはない証左だろう。1956年当時のルービンシュタインは1960年代に粗製乱造されたステレオ音質優先時期の凡庸なスタイルではない。まだまだ一音一音を丁寧に心を込めて弾いていた時期であり、よき時代の録音である。3回の全集のなかでは最高位の内容である。クリップスのオケもまたDECCA時代と変わらない真摯なもので、特にピアノとオケのバランスの良さはコントロール・ルームで調整されたバランスでは得られない自然な絶妙さがある。これぞ職人気質のクリップスの技といえるだろう。米国のオケだがクリップスの手腕により国籍を全く感じさせないクオリティを誇る。この初回録音があれば、2/3回目の録音はとるに足らない内容といえてしまう。ルービンシュタインやハイフェッツのような息の長い音楽家に関しては時期が重要といえる。時期を誤らなければ、当時の水準以上の満足を与えてくれるだろう。新録音が出るごとに旧録音が忘れ去られるが、それはメーカーの戦略であり、それに乗ってはいけないのがクラシック音楽の世界なのである。雑誌や、諸先生方は本当の事を言わないという事実を忘れてはならない。真実を明らかに出来るのがしがらみのない我々中古業者なのである。RCAステレオにおいては英国プレスが最上級であることも事実である。

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