商品コード:1347-046[DECCA] R.リッチ(vn)/ サラサーテ:スペイン舞曲集(8曲), バスク奇想曲 他

[ 1347-046 ] Sarasate - Ruggiero Ricci, Louis Persinger – Danzas Españolas


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商品コード: 1347-046

作品名:サラサーテ:ヴァイオリンとピアノのための作品集/スペイン舞曲集 Op.21(第1番:マラゲーニャ/第2番:ハバネラ), スペイン舞曲集 Op.22(第1番:アンダルシアのロマンス/第2番:ホタ・ナバーラ), スペイン舞曲集 Op.23(第1番:祈り/第2番:サパテアード) | スペイン舞曲集 Op.26(第1番:ヴィート/第2番:ハバネラ), バスク奇想曲Op.24, 序奏とタランテラOp.43, ツィゴイネルワイゼンOp.20(ピアノ伴奏版)
演奏者:R.リッチ(vn)L.パーシンガー(pf)
プレス国:英国, United Kingdom
レーベル:DECCA
レコード番号:LXT 2930
M/S:モノラル, monaural
枚数・大きさ:12インチ, 30cm×1
評価/レコード:7
評価/ジャケット:A
キズ情報:B面9時に無音軽スレ2本と微かに5回出る点あり→7
レーベルタイプ:【英国での第2版】---銀外溝, 12時にMade in England(外周ラウンド銀文字), 10時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 2時にffrr耳マーク, フラット重量, 表記されたレコード番号:LXT 2930, Rights Society:MCPS, Ⓟなし , TAX Code:R/T(1955年10月~1957年6月を示す), スタンパー/マトリクス:CA ARL 1954-1DR/CA ARL 1955-2DR (ラウンド大文字スタンパー・DECCA旧タイプ), DECCA録音モノラル製造を示すCA ARL***で始まりレコード番号を含まない専用マトリクス使用, カッティング担当:イニシャルDはGeorge Bettyes(ジョージ・ベティーズ)の担当を示す/RはRIAAカーヴに切り直したことを示す, 補助マトリクス(3時):BU/BG, 再補助マトリクス(9時):31/31, 1950年代スタンパーによる1956年頃製造分, 旧番号/10"存在せず, 金外溝レーベル存在すると思われる(1954年分), この番号には金内溝レーベルは存在しないと思われる, これより古いレーベル存在する, 最古レーベル・最厚プレスではない, 更に古いマトリクス存在する, これより古い3時存在する, カッティング担当の前任者:不明(前任者不明だが1955年の段階で1DR-2DRになる), ステレオ存在せず, RIAAカーヴである(金外溝レーベルは異なる), 英DECCA音源の英DECCA製作プレス, 工場:Decca Record Co. Ltd., Pressing Plant, UK., 第2版, 2nd issue
ジャケット:【英国での第2版】---ラウンド折返両面コートペラ"aka scalloped" (ホタテ貝の意味), 7時に破線〇 LONG PLAYNG 33 1/3 RPM, 5時に2重〇ffss耳マーク・外周True High Fidelity, 6時にDECCA Flexinle Long Playing Microgroove Full Frequency Range Recording, 表記されたジャケット番号:LXT 2930, 背文字:なし(初期の証拠)・裏面にあり, ⓅⒸなし, ジャケ裏年号:M.C. 56.9, 当社入荷履歴上で最古の年号/存在が確認された年号:54(当ジャケットではない・同一デザインだが旧タイプあり), 製作:The Decca Record Company Limited. London, ., 印刷:M.C. ---Mears & Caldwell Ltd. London, 紙ペラのホタテ貝ジャケット存在する(裏年号54), 同一デザインだがこれより古いジャケット存在する, 第2版, 2nd issue
トピックス:1952年1月ロンドンでのモノラル録音, 録音詳細不明, 1954年The Decca Record Company Limited. London, によりコピーライト登録・同年DECCA:LXT 2930(金外溝レーベル・フラット盤・紙ペラのホタテ貝タイプジャッケット入り)にて初リリース, 当番号には金内溝レーベルは存在しないと思われる, これは1956年頃製造の銀外溝レーベル・フラット重量の第2版盤が1956年9月製造の第2版ジャケットに入るケースで第2版になる, フラット重量盤なので音質は非常に良く古いプレスながら1955年の段階でRIAAカーヴでプレスされた, リッチの弦の唸りが凄まじくRIAAカーヴでないと再生が大変であるとの判断で実験的な措置と思われる, 但し1954年製造の金外溝レーベル・フラット盤のマトリクスは確認できていない・場合によっては初回分からRIAAカーヴ用のマトリクスである可能性は否定できない, 因みにRIAAカーヴ用のマトリクスは最後にRが付くので判別できる, 圧巻のモノラル・オーディオファイルLPである, スペイン舞曲集全8曲の録音はこれが史上初である可能性が高い, オリジナルは25.000円はする, 演奏:★★★★★, 音質:★★★★★

商品詳細:これはルッジェーロ・リッチのDECCA録音の中でも取り分け希少なサラサーテ作品集。1954年発売ピアノ伴奏でサラサーテの全8曲からなるスペイン舞曲。難曲で知られる為、録音できるヴァイオリン奏者は限られる。他にバスク奇想曲Op.24/序奏とタランテッラOp.43/ツィゴイネルワイゼンOp.20の3曲をやはりピアノ伴奏で収録。全編サラサーテだけのLPとなっている。イベリア系ではグラナドス、ロドリーゴ、ファリャ、アルベニスらもスペイン舞曲と同名の楽曲を手掛けているが、最初からVn用の作品として作曲したのは自身がVn弾きだったサラサーテだけである。これが史上初の全曲録音と思われる。難曲ゆえ、彼に続く者も限られた。パガニーニのカプリース全曲も彼が最初だった。リッチは正直冷静とは思えない前のめりの演奏で、時にリズムを狂わせ破綻しそうになるほどであり、その面白さが格別。ヴァイオリン好きには必聴の1枚だろう。技巧派で一世を風靡したルッジェーロ・リッチは1950年代後期に米DECCAに移籍して多くの録音を行い、米DECCAから発売されたが、音質の点で芳しくない米DECCAで成功した録音は「クレモナの栄光」等の数点に限られる。リッチの超絶技巧を味わうなら英国DECCA録音だろう。当LPはその中でも特別リッチの得意分野であり、彼の美点が集約された独壇場とでもいうべき1枚である!スペイン舞曲集はOp.21/22/23/26の3つの作品番号に分けられ、それぞれ2曲ずつあり、計8曲が存在する。勿論全8曲を収録、なおこの8曲に通し番号を付けてOp.を付けずにスペイン舞曲第1番~第8番と表記する用法もある。ルッジェーロ・リッチ(1918- 2012)は米国・カリフォルニア州サンブルーノで、イタリア系移民の家庭に生まれた。1928年に僅か10歳でヴィエニャフスキやヴュータンの作品を演奏してサンフランシスコで公式デビューを飾る。翌年にはメンデルスゾーンの協奏曲を演奏して、オーケストラと初共演を行った後、カーネギー・ホールにおけるデビューでも大成功を収めている。1930年代にベルリンに留学して、ゲオルク・クーレンカンプ他に入門、アドルフ・ブッシュ以降のドイツのヴァイオリン演奏様式を習得した。1947年にパガニーニの「24のカプリース」の最初の録音を行った事で神童として知られるようになる。この「24のカプリース」が英国DECCAへの初録音で、1950年代後期に米DECCAに移籍するまで英DECCAに在籍し、多くの古典派、ロマン派の協奏曲やVnソナタを録音している。米DECCAに移ってからも大いに活躍したが、やはり英国DECCA時代がリッチの黄金期であったことは間違いがない。

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